研究課題/領域番号 |
11138202
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研究種目 |
特定領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 旭川医科大学 |
研究代表者 |
牛首 文隆 旭川医科大学, 医学部, 教授 (50243035)
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研究期間 (年度) |
1999
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
10,000千円 (直接経費: 10,000千円)
1999年度: 10,000千円 (直接経費: 10,000千円)
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キーワード | プロスタノイド / プロスタグランジン / プロスタノイド受容体 / ノックアウトマウス / APC欠損マウス / 腸管ポリープ / アゾキシメタン / 化学発癌 |
研究概要 |
家族性大腸ポリポーシスや散発性の大腸癌の80%以上に癌抑制遺伝子であるAPCの突然変異が見い出されており、その発症に大きな役割を果たしている。また、家族性大腸ポリポーシスの進行を、プロスタノイドの生合成における律速酵素であるサイクロオキシゲナーゼを阻害する非ステロイド系抗炎症薬が抑制することが報告されている。 この結果は大腸癌の発生にはAPC遺伝子の変異に加え、プロスタノイドが大きな役割をもつことを示唆している。また、国立がんセンターの若林らは、アゾキシメタンによるaberrant crypt foci誘発モデル等の化学発癌の系においてもプロスタノイドが関与することを示唆している。本研究は、大腸癌の発生に関与するプロスタノイド受容体を同定し、その作用機構を解明することを目的としており、プロスタノイド受容体欠損マウスとAPCノックアウトマウスとの交配やプロスタノイド受容体欠損マウスでの化学発癌の解析を進めた。その結果、EP1受容体欠損マウスでは、アゾキシメタンのaberrant crypt foci誘発が低下していること、また、あるプロスタノイド受容体欠損マウスとAPC欠損マウスを交配したものでは、腸管のオリープの発生が低下することを明らかにした。
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