研究課題/領域番号 |
11144232
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研究種目 |
特定領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
中尾 光善 熊本大学, 医学部, 助手 (00217663)
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研究期間 (年度) |
1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1999年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
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キーワード | 蛋白質分解 / ユビキチンリガーゼ / p53 / 発がん / 神経線維腫症 / カルパイン |
研究概要 |
選択的蛋白分解に重要であるユビキチンリガーゼの新しい分子の同定と機能解析、病態への関連性を検討した。ユビキチンリガーゼではNedd4、hHydであり、各々、遺伝性高血圧のLiddle症候群、発生異常に関連が示唆された。この分解システムの分子側からの研究と並行して、がん抑制蛋白の分解機構とその病態関連性に焦点を当てた。半数以上の自然発生腫瘍にある変異型p53はドミナント・ネガティブ効果のため悪性化を促進する。変異型p53は1)p53のユビキチン化を促進するmdm2遺伝子の転写を促進しない、2)シャペロンhsp90と特異的に結合することで、ユビキチン化障害のために代謝的に安定化していた。神経線維腫症2型の病因蛋白merlinがカルパインで過剰分解されて不活化される機構を髄膜腫・神経鞘腫で証明した。蛋白分解が細胞機能の抑制および疾患の成立に広く関わることを明らかにした。
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