研究課題/領域番号 |
11147205
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研究種目 |
特定領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
中川 昌子 千葉大学, 薬学部, 教授 (40009171)
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研究分担者 |
畑中 保丸 富山医科薬科大学, 和漢薬研究所, 助教授 (30111181)
西田 篤司 千葉大学, 薬学部, 助教授 (80130029)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1999年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | マンザミンA / 抗マラリア作用 / 脂質代謝 / PPMP / スフィンゴ脂質 / キニ-ネ / ハイブリッド / 光アフィニティ-プロ-ブ |
研究概要 |
海綿由来アルカロイド、マンザミンAは細胞毒性を有すると共に、強力な抗マラリア活性を示すことから注目されている。マンザミンA及び関連するアルカロイド類の不斉全合成を目的として研究を行い光学活性4環性重要中間体の合成に成功した。さらに本中間体よりマンザミンAへの変換について検討中である。 マラリア原虫の脂質代謝系を標的とする抗マラリア剤の開発を目的として、既に抗マラリア作用が報告されているPPMP(1-phenyl-2-palmitoylamino-3-morpholino-1-propanol)及びその立体異性体の不斉合成法を確立した。また、本合成法を用いて収集の類縁体の合成を行い抗マラリア作用を測定した。更にPPMP-キニ-ネハイブリッド化合物を創成すべく4-ブロモ-6-メトキシキノリンから得られたリ4-リチオ-6-メトキシキノリンを反応させた。生じた付加体を用いて目的とするL-threo-PPMP-キニ-ネハイブリッドの不斉合成に成功した。現在、その抗マラリア活性を測定中である。 PPMPプロリノ-ル類縁体を合成し、その活性を測定したところ抗マラリア活性を示した。PPMPの活性発現機構解明を目的として、本化合物を用いる光アフィニティ-プロ-ブの開発を検討した。
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