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自己免疫病発症に関与するB-1細胞の発生分化活性化機構の解明

研究課題

研究課題/領域番号 11148101
研究種目

特定領域研究(A)

配分区分補助金
研究機関(財)生産開発科学研究所

研究代表者

村上 雅朗  財団法人 生産開発科学研究所, 成人病科学研究室, 研究員 (90301738)

研究分担者 仲野 徹  大阪大学, 微生物病研究所, 教授 (00172370)
本庶 佑  京都大学, 大学院・医学研究科・分子生体統御学講生分子生物学, 教授 (80090504)
研究期間 (年度) 1999
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
配分額 *注記
1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
1999年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
キーワードレプチン / B-1細胞 / 胸腺細胞
研究概要

近年、脂肪脂肪から分泌される肥満関連分子であるレプチンが、免疫系に関与していることが、報告された。脂肪細胞はB-1細胞が多く分布する臓器-腹腔,腸管-の近傍に多く存在するのでレプチンがB-1細胞の発生分化に関与する可能性について検討した。
1.先天的にレプチン、又はレプチン受容体が欠損するマウス(ob/ob又db/db)においてB-1細胞の数及び分布は、そのそれぞれのliffermaltesと比べて有意な差はみとめなかった。
2.正常マウス(C57BL/6)にレプチンを大量皮下投与(10Mg/g)したところ腹腔及び腸管等に存在するB-1細胞の数やその表面分子には差はなかった。
3.レプチン強制発現トランスジェニックマウスを用いてB-1細胞の数やその分布臓器を検討したところ正常マウスと有意な差はなかった。
以上の通り現時点では残念ながらB-1細胞とレプチンとの間に関係はなさそうであり、現在胸腺細胞死におけるレプチンの作用について検討中である。

報告書

(1件)
  • 1999 実績報告書

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公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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