• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

イントロンにコードされる低分子核小体RNA

研究課題

研究課題/領域番号 11155219
研究種目

特定領域研究(A)

配分区分補助金
研究機関琉球大学

研究代表者

剣持 直哉  琉球大学, 医学部, 助手 (00133124)

研究分担者 田中 龍夫  琉球大学, 医学部, 教授 (70018688)
浅川 修一  慶應義塾大学, 医学部, 助手 (30231872)
研究期間 (年度) 1999
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
配分額 *注記
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1999年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワードリボソーム / snoRNA / リボソームタンパク質遺伝子 / イントロン / 核小体 / rRNA
研究概要

近年、核小体に存在する低分子RNA(snoRNA)が、脊椎動物において他の遺伝子のイントロン内にコードされていることが発見され、このRNAはリボソームの成熟過程でrRNAのリボースのメチル化またはウリジン残基のシュードウリジル化のためのガイドとして働いていることが明かになった。しかし、snoRNA遺伝子が入り込んでいる宿主遺伝子については、多くはリボソーム蛋白質(rp)遺伝子であるということ以外、なぜ、どのようにしてそこに挿入されたのか、ほとんど研究は行われていない。そこで本研究では、細菌人工染色体(BAC)を用い、ヒトrp遺伝子に内在するsnoRNA遺伝子の系統的な解析を試みた。
[結果]
1.細菌人工染色体(BAC)ライブラリーを使って、rp遺伝子(snoRNA遺伝子を内在する)を迅速にクローニングする方法を開発し、80種類のrp遺伝子のうち75個の遺伝子のクローニングに成功した。
2.これらBACクローンのシーケンスを行い、配列が未決定のrp遺伝子52個のうち11個の全塩基配列を決定し、28個について部分配列を決定した。残りの遺伝子についても、引き続き塩基配列の決定を行っており、このまま進めば、平成12年度の初めまでにほぼすべての配列が決定できると考えられる。
3.これまでの配列決定の過程で、新たに3個のsnoRNA遺伝子の宿主を同定した。
今後は、引き続きrp遺伝子内のsnoRNA遺伝子を同定するとともに、snoRNA遺伝子で宿主遺伝子が未決定のものを同様な方法でクローニングし、その宿主の解析も進めたい。

報告書

(1件)
  • 1999 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Higa,S.,Yoshihama,M.,Tanaka,T.,Kenmochi,N.: "Gene organization and sequence of the region containing the ribosomal protein gene RPL13A and RPS11 in the human genome and conserved features in the mouse genome."Gene. 24. 371-377 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書

URL: 

公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi