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パーキン及び関連蛋白質の構造研究

研究課題

研究課題/領域番号 11157209
研究種目

特定領域研究(A)

配分区分補助金
研究機関東京工業大学

研究代表者

田中 信夫  東京工業大学, 生命理工学部, 教授 (50032024)

研究分担者 佐藤 孝雄  東京工業大学, 生命理工学部, 助手 (80243731)
研究期間 (年度) 1999
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
配分額 *注記
1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1999年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワードパーキン / 病因性蛋白質 / 立体構造
研究概要

本研究では、パーキンをはじめとした病因性蛋白質の構造研究を目指した。
1)パーキンは結晶化の試料を得るために大量発現について検討した。本蛋白質は大腸菌により発現させるとInclusion Bodyを形成し、可溶画分に得ることができないことが他明らかとなった。このためInclusion Bodyより界面活性剤などを用いて目的蛋白質を可溶化することを検討し、年度内に可溶化した試料を調整する予定である。
2)病気との関連でβ-アミロイドのβ鎖の形成に対する種々の金属イオンの影響をしらべるためチオフラビンというβ構造に特異的に結合する蛍光色素を用いて調べた。この結果、いづれの金属イオンの添加によってもβ構造への転移が押さえられることが分かった。特に、Znなどの添加ではこの傾向が強く現れる。
3)白血病に関連したヘリカーゼの発現と結晶化 白血病においてDNAと結合し巻き戻す役割を担うヘリカーゼの構造研究のため、大腸菌およびバキュロウイルスを用いて発現系を構築した。その結果、両システムにおいて蛋白質を単離できることがわかった。現在のところ、大腸菌の1リットルの培養から2mgの酵素が精製できることがわかった。現在、さらに多くの酵素を得るため精製の改良を検討している。

報告書

(1件)
  • 1999 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] H. Hamada et al.: "Medium temperature, 310K, provides single crystal of orotate phosphoribosyltransferase from thermus thermophilus"Acta Crystallogrphica. D55. 345-346 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] S. Akanuma: "Further improvement of the thermal stability of a partially Stabilized B subtilis 3-isopropylmalate dehydrogenase variant by random and site-directed mutagenesis"Eur. J. Biochem.. 260. 499-504 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書

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公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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