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相模原地区における家族性パーキンソニズムの原因遺伝子の探索

研究課題

研究課題/領域番号 11157229
研究種目

特定領域研究(A)

配分区分補助金
研究機関北里大学

研究代表者

長谷川 一子  北里大学, 医学部, 講師 (70146372)

研究分担者 古澤 英明  北里大学, 医学部, 助手 (20260854)
小幡 文弥  北里大学, 医学部, 助教授 (60129236)
坂井 文彦  北里大学, 医学部, 教授 (60129450)
楠 淳一  北里大学, 医学部, 助手 (70276129)
研究期間 (年度) 1999
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
配分額 *注記
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1999年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワード家族性パーキンソン病 / 遺伝子
研究概要

相模原地区の常染色体優性遺伝様式をとる家族性パーキンソニズムの原因遺伝子同定を目指して研究を進めてきている.現在までにα-Synuclein, Parkin, Tau, UCH-L1について相模原家系では報告されている変異を有しないことを示した.本年度は自験家系がこれら4遺伝子の未知の変異に起因する可能性を検証するため, 自験例と4遺伝子との連鎖について解析した.また他の常染色体優性遺伝パーキンソニズム家系で連鎖が報告されている2p13と自験例との連鎖の可能性についても解析した.具体的にはα-Synuclein, Parkin, Tau, UCH-L1と高いlod scoreを示す事が報告されているmicrosatellite markerおよび2p13にマップされているmicrosatellite markerにつき,蛍光標識primerをPE-ABI社製Linkage Mapping Kit(ver. 2)から選択または合成し,PE-ABI-GeneScan System(377型sequencer)を用いて,パーキンソニズム家系のgenotypingを行った.使用したmicrosate1lite markerの数は以下の通りである.Α-Synuclein(4q21-22) : 5種,Parkin(6p25):3種,Tau(17q21-22):5種,UCH-L1(4p14):5種,および2p13:11種,解析した人数は患者13人,非/未発症者13人,および非血縁配偶者3人の合計29人であった.
相模原家系につきα-Synuclein,Parkin,Tau,UCH-L1の近傍および,2p13にマップとれているmicrosatellite markerのgenotypingを行い,家系図に基づきこれら5カ所の遺伝子領域についてhaplotypeを構築した結果,いずれの遺伝子領域においても発病と相関するhaplotypeは存在しなかった.従って,自験パーキンソニズム家系はこれらとは連鎖しないと推測された.現在,全常染色体についてマイクロサテライトマーカーにより原因遺伝子を解析中である.

報告書

(1件)
  • 1999 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 長谷川一子: "パーキンソン病の臨床徴候・診断基準"カレントテラピー. 17. 1165-1170 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] 長谷川一子: "家族性パーキンソニズム"Progress in Medicine. 19. 66-71 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] 長谷川一子: "進行性淡蒼球変性症"日本臨床. 27. 74-77 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] 長谷川一子: "淡蒼球ルイ体萎縮症"日本臨床. 27. 78-81 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書

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公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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