研究課題/領域番号 |
11162211
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研究種目 |
特定領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
北村 俊雄 東京大学, 医科学研究所, 客員教授 (20282527)
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研究分担者 |
野阪 哲哉 東京大学, 医科学研究所, 客員助教授 (30218309)
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研究期間 (年度) |
1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
1999年度: 2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
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キーワード | サイトカイン / サイトカインレセプター / STAT5 / 転写因子 / 増殖 / BMTモデル / レトロウイルス / パッケイジング細胞 |
研究概要 |
我々は以前、PCRによる任意点突然変異をスクリーニングすることにより恒常的活性型STAT5転写因子およびMPL(トロンボポイエチンレセプター)を同定した。これらの活性型分子はいずれもIL-3依存性細胞の自律性増殖を誘導した。活性型STAT5は恒常的にリン酸化され、核に局在し、標的配列(β-caseinプロモーター)を結合して転写活性を上昇させることが判明した。さらに詳細な検討を行ったところ、この恒常的活性化は活性型STAT5においてリン酸化状態が安定に保たれることが原因と考えられた。また、マウスBMTモデルの実験で恒常的活性型STAT5が骨髄増殖性疾患(MPD)様の症候を誘導することが判明した。この原因がSTAT5の標的遺伝子OSMの過剰産生であることを考え現在マウスBMTモデルでOSM過剰発現マウスを作成している。 一方、BMTモデルには安定して効率のよい遺伝子導入が可能な系が不可欠である。最近、我々は強力なEFIαプロモーターとIRES配列を組み合わせたパッケイジングコンストラクトを作成し、これを導入したレトロウイルスパッケイジング細胞PLAT-Eを作成した。PLAT-Eは従来のパッケイジング細胞に比較して高力価のウイルス(10^7/ml)を長期に亘り安定して産生した。現在BMTモデルはPLAT-E細胞を利用して良好な結果を得ている。
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