研究課題/領域番号 |
11164210
|
研究種目 |
特定領域研究
|
配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
人文・社会系
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
関根 清三 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 教授 (90179341)
|
研究分担者 |
月本 昭男 立教大学, コミュニティ福祉学部, 教授 (10147928)
守屋 彰夫 東京女子大学, 文理学部, 教授 (70239698)
|
研究期間 (年度) |
1999 – 2002
|
研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
|
配分額 *注記 |
12,000千円 (直接経費: 12,000千円)
2002年度: 3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2001年度: 3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2000年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
1999年度: 2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
|
キーワード | 預言者 / エレミヤ / イザヤ / 解釈学 / 倫理 / ギリシアとヘブライ / 様式史 / 聖書学 / テキスト / 読解 / 歴史的意味 / 思想的意味 / ギリシア / ヘブライ / 翻訳 / 旧約聖書 / エレミヤ書 / 本文批評 |
研究概要 |
本計画研究の目的は主として3つあった。 (1)古典のテキストの読解の理論と技法の実際について、古典学の諸分野との共同研究から学びつつ、旧約聖書学の場合について整理反省すること。これはシンポジウムや研究会で進めつつあり、関根は旧約の倫理思想の解釈をギリシアの倫理思想との比較において考察するのに実際に適用した研究の成果を、昨年度は『倫理思想の源流 ギリシアとヘブライの場合』放送大学教育振興会、2001年、344頁に、また今年度は『倫理の探索 聖書からのアプローチ』という単著に纏めて、公にした。 (2)解釈の歴史的意味規定と思想的意味規定の望ましいバランスについての理論を模索し、月本昭男は、「イザヤ書6章9-10節をめぐって」『聖書学論集』33号、2001年、129-139頁という論考において発表した。 (3)そうした解釈学的な吟味を踏まえて更に、具体的な翻訳の方法論と実践例を呈示するという課題を関根は、岩波書店から刊行した『エレミヤ書』の翻訳で果たした。Glossaryのデータベイス化等基礎作業を元に為した翻訳でである。
|