研究課題/領域番号 |
11164257
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研究種目 |
特定領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
人文・社会系
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
中田 考 山口大学, 教育学部, 助教授 (40274146)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2000年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
1999年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | イスラーム法 / ハンバリー派 / 注釈 / 礼拝 / 庇護民 / シーア派 / ハナフィー派 |
研究概要 |
本研究では先ずイスラーム法の基本的性格を歴史的に明らかにした後、ハンバリー派法学の発展史を概観した。 その後、具体的に日常的な「礼拝の纏め」と社会・政治敵な「庇護民の規定」について『満足を求める者の糧』とそれに先行する作品。後続する作品8点の関連箘所を訳出し、学説の発展の過程を具体的に明らかにする一方、シーア派法学の古典の該当箘所も訳出し、スンナ派とシーア派の違いも分る工夫をした. 次いでハンバリー派の通説に従って、イスラーム法の神事編の規定を平明な現代語表現で整理した. 最後に『満足を求める者の糧』神事編を注訳し、注釈書、脚注を参照しつつ詳細な訳注を付した.
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