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「大航海時代の語学書」としてのキリシタン文献-インド・コンカニ語諸文献との対比を中心にして

研究課題

研究課題/領域番号 11164271
研究種目

特定領域研究(A)

配分区分補助金
審査区分 人文・社会系
研究機関南山大学

研究代表者

丸山 徹  南山大学, 人文学部, 教授 (40165949)

研究期間 (年度) 1999 – 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
2000年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
1999年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワード大航海時代 / キリシタン文献 / イエズス会 / コンカニ語 / ポルトガル語 / ドチリナ / 中世日本語 / 古典 / ゴア(インド)
研究概要

現代においてはもちろんのこと、これまでの人間の歴史においてもキリスト教世界の古典が果してきた役割には大きなものがある。そうした古典の日本における受容を考える上で、16世紀から17世紀にかけて来朝したイエズス会士の手になる「キリシタン文献」について考えることは極めて大切である。本研究はその中の「語学書」を中心に考察を進めるものである。今回は日本における「キリシタン文献語学書」を特にインド・コンカニ語のそれと比べる中で、その「古典」としての性格を考える方向を目差した。その成果は以下の通りである。
1.コンカニ語キリスト教要理Doutrina Christam em lingoa Bramana Canarim(1622)全文の計算機入力完了、語検索可能な形をほぼ整える。その(コンカニ語キリスト教要理の)内容を日本語のドチリナ四種と比べ、当時のヒンドゥー教の影響などによる加筆を明らかとする。
2.16世紀ポルトガル語正書法書四種の計算機入力完成、校正中。語検索可能な形をほぼ整える。それによりラテン語の「規範」、ポルトガル語の「準規範」をもとに作られたイエズス会日本語ローマ字表記の性格を明らかにする。
3.コンカニ語語彙集写本(1626)の翻刻をA-Dまで完成。豊島正之氏のご厚意によりPDFファイル作成。2001年3月公表を目差して校正、印刷中。

報告書

(2件)
  • 2000 実績報告書
  • 1999 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 丸山徹: "Thomas Stephensとコンカニ語"南山国文論集. 23. 21-50 (1999)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 丸山徹: "「古典」としてのキリシタン文献"「古典学の再構築」ニューズレター. 8. 59-65 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 丸山徹: "Thomas Stephensとコンカニ語"南山国文論集. 23. 21-50 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書

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公開日: 1999-04-01   更新日: 2018-03-28  

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