研究課題/領域番号 |
11164280
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
人文・社会系
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研究機関 | 統計数理研究所 |
研究代表者 |
村上 征勝 統計数理研究所, 領域統計研究系, 教授 (00000216)
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研究分担者 |
古瀬 順一 聖徳大学, 人文学部, 教授 (50024005)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
11,900千円 (直接経費: 11,900千円)
2002年度: 3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2001年度: 3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2000年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
1999年度: 2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
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キーワード | 国文学 / 計量分析 / 統計学 / 源氏物語 / うつほ物語 / 法華経 / 八千頌般若経 / 十地経 / 『源氏物語』 / サンスクリット大乗仏典 / 井原西鶴作品 / データベース / 古典文献 / 計量的分析 / 西鶴作品 / 不変化辞 |
研究概要 |
三種類の古典文献に関し計量的分析を行った。 (1)『源氏物語』の計量分析 『源氏物語』と同時期の『うつほ物語』のデータベースを作成し、助動詞、助詞、副詞、形容動詞、形容詞、名詞、動詞、など各品詞の言葉の出現率の観点から『源氏物語』と『うつほ物語』の比較分析を行い、ほぼ同時期に成立したにもかかわらず用いている言葉、特に副詞、形容動詞、助詞、形容詞にかなり差異があるという、興味深い結果を得た。 (2)『法華経』の計量分析 『法華経』27巻の成立順等を研究するため、『法華経』及び『法華経』の前後に成立した『八千頌般若経』、『十地経』のサンスクリット語のデータベースを作成し,出現した言葉の頻度の観点から、三教典の文章の比較分析を試み、『法華経』27巻の成立を推定するのに有効となる知見を得た。 (3)井原西鶴作品の計量分析 西鶴作品の複数著者説を検討するため、西鶴散文作品のデータベースの作成を行った。今年度は、『懐鏡』、『日本永代蔵』、『色里三所世帯』、『武家義理物語』、『嵐無常物語』、『新可笑記』、『本朝桜陰比事』の作品のデータベースを作成し、既に完成している10作品のデータベースと合せて、基礎的な計量分析を行った。
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