研究課題/領域番号 |
11165202
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研究種目 |
特定領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
田路 和幸 東北大学, 大学院・工学研究科, 教授 (10175474)
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研究分担者 |
高橋 英志 東北大学, 金属材料研究所, 助手 (90312652)
篠田 弘造 東北大学, 大学院・工学研究科, 助手 (10311549)
バラチャンドラン ジャヤデワン (シャワデン バラチャンドラン) 東北大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (80261593)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
20,300千円 (直接経費: 20,300千円)
2000年度: 9,000千円 (直接経費: 9,000千円)
1999年度: 11,300千円 (直接経費: 11,300千円)
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キーワード | アーク放電 / 磁場 / ナノチューブ / 精製 / サイズ制御 / カーボンナノチューブ / 製造 / 合成 / 物性 |
研究概要 |
本研究では、本特定領域研究の各研究グループに滞りなく良質のナノチューブの提供を行うために、合成および精製を行う。その合成の方法として、磁場効果を利用しアーク密度を制御してナノチューブの効率的合成とサイズ制御を目指す。さらに、このようにして合成されたナノチューブ含むアーク放電されたススを、我々が開発した水熱処理法等を使用し精製した。最終的に、純度99%以上のナノチューブを大量に得るために、その合成から精製までの総合的な方法論の開発を目指す。 平成12年度は、平成11年度に設計・製作した磁場制御型アーク放電チャンバーにて合成したナノチューブを用いて精製の効率化および高純度化を行い、その精製したナノチューブの評価を所有する透過型電子顕微鏡やX線回折装置等を使い、ナノチューブの純度および状態観察を行った。また、平成11年度の放電チャンバーの改良版として真空型の磁場制御型アーク放電チャンバーを製作した。この高真空型磁場制御型アーク放電チャンバーは、前年度のものよりコンパクトに作られており、このため磁場制御されたアーク密度と磁場方向などについて細かく検討することが出来た。そして、出来上がったナノチューブのサイズ制御についてより明確な検討を行うことが出来た。 本研究の成果により、合成・精製されたナノチューブは安定した品質を確保し、他の研究グループに随時提供してきた、この結果、応用・物性測定の分野でも充分に、本特定領域研究の成果に貢献することが出来たと思われる。
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