研究課題/領域番号 |
11169227
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研究種目 |
特定領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
田嶋 正二 大阪大学, たんぱく質研究所, 教授 (50132931)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2000年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1999年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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キーワード | DNAメチルトランスフェラーゼ / PCNA / バキュロウイルス / 複合体 / 蛋白質高発現系 / DNAメチル化 |
研究概要 |
本研究では、発現させる蛋白質の分子量に上限がなく、複数のcDNAを同時に発現させることが可能な、バキュロウイルス/昆虫細胞系を利用して、複数の蛋白質から成る複合体ないし集合体を同時高発現させて精製することを目指す。材料として、染色体DNAメチルトランスフェラーゼ、Dnmt1、とこれと相互作用するPCNA(proliferating cell nuclear antigen)を用いる。 昨年度までに、Dnmt1とPCNAをそれぞれ単独で発現させる組み換え型ウイルスを作製し、培養昆虫細胞に感染・発現させたところ、発現が確認された。両蛋白質をコードするウイルスを同時に昆虫細胞に感染させて、発現の至適条件を探索し、発現させた。発現させたDnmt1とPCNAを超遠心、ゲル濾過により複合体の形成状態を解析したところ、細胞内では両蛋白質は複合体を形成していないことが明らかとなった。そこで、それぞれの蛋白質を単独で発現させ精製した。
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