研究分担者 |
岩田 穆 広島大学, 大学院・先端物質科学研究科, 教授 (30263734)
山川 烈 九州工業大学, 大学院・生命体工学研究科, 教授 (00005547)
浅田 邦博 東京大学, 大規模集積システム設計教育研究センター, 教授 (70142239)
安浦 寛人 九州大学, 大学院・システム情報科学研究院, 教授 (80135540)
南谷 崇 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (80143684)
白川 功 大阪大学, 大学院・工学研究科, 教授 (10029100)
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配分額 *注記 |
28,200千円 (直接経費: 28,200千円)
2003年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2002年度: 8,000千円 (直接経費: 8,000千円)
2001年度: 5,000千円 (直接経費: 5,000千円)
2000年度: 4,400千円 (直接経費: 4,400千円)
1999年度: 7,800千円 (直接経費: 7,800千円)
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研究概要 |
本特定領域の研究目的は,我が国に芽生えた情報処理システムに関するオリジナル技術を複合集積化し,我々の身の回りの膨大なマルチメディア情報を自由自在に取り込み,瞬時に加工し,双方向に発信・受信が出来る,我々人間の最も近いところで活躍する知的電子システムを世界に先駆けて作り上げることであった。マルチメディア情報のなかで圧倒的に情報量が多い動画像情報に注目し,超高性能プロセッサを具現化するため,画像情報フロントエンド知的処理,画像情報超高速瞬時処理,画像情報バックエンド超高速処理,の3項目について研究を行ってきた。 その中で総括班は,各研究項目間の連携を密にして組織全体が有機的に機能するように全体の調整を図り,大局的立場からの指導助言を行ってきた。 成果として具体的には,毎年,公開シンポジウムを開催し,得られた成果を広く一般に公表した。研究の最終年度にあたる平成15年3月12日〜14日には,仙台国際センターにおいて成果発表公開シンポジウムを開催し,本特定領域研究の研究メンバーより,特定領域研究に関する研究成果に関して発表がなされた。産業界からの参加者を交え,活発な討論がなされ,今後のエレクトロニクス分野のさらなる発展に向けて全体で議論がなされた。 一方,本特定領域研究の研究メンバーの研究成果を他国の研究者に対しても学術論文として公表するため,英文論文誌Intelligent Automation and Soft Computing-AutoSoft-において本特定領域に関する特集号を企画し,現在編集作業を終了し,平成16年度中に出版予定である。さらに,2004年6月28日〜7月1日にスペインで開催される国際会議WAC'04(World Automation Congress 2004)において,特定領域特別セッションを設けて口頭発表すると共に,デモンストレーションセッションを設け,成果物の展示・デモンストレーションを行うことにしている。
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