研究課題/領域番号 |
11177101
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
鶴尾 隆 東京大学, 分子細胞生物学研究所, 教授 (00012667)
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研究分担者 |
笹月 健彦 国立国際医療センター, 総長(研究職) (50014121)
高井 義美 大阪大学, 大学院医学系研究科, 教授 (60093514)
中村 祐輔 東京大学, 医科学研究所, 教授 (70217909)
田島 和雄 愛知県がんセンター, 研究所, 部長(研究職) (30150212)
谷口 維紹 東京大学, 大学院医学系研究科, 教授 (50133616)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
3,739,300千円 (直接経費: 3,739,300千円)
2005年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
2004年度: 756,300千円 (直接経費: 756,300千円)
2003年度: 756,300千円 (直接経費: 756,300千円)
2002年度: 756,300千円 (直接経費: 756,300千円)
2001年度: 727,100千円 (直接経費: 727,100千円)
2000年度: 739,000千円 (直接経費: 739,000千円)
1999年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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キーワード | がん / 研究資料 / スクリーニング / 国際学術研究交流 / 若手支援 / がんゲノム / 遺伝子操作動物 / 分子標的治療 / 癌 / 医療・福祉 / 研究資材 / 若手支授 |
研究概要 |
総括班:研究期間内の毎年2回のがん特定領域6領域合同での研究代表者会議、夏、冬のシンポジウムを行った。また、がん、ゲノム、脳のミレニアム3領域合同でのシンポジウム、トランスレーショナルリサーチワークショップ、がん特定国際シンポジウムを開催した。総括班会議を開催し各領域の研究調整及び推進を行った。平成17年度には、「特定領域研究がん」の主要な成果を、次代を担う学生、若い研究者などを対象とした「がん研究のいま」シリーズとして、「発がんの分子機構と防御」「がん細胞の生物学」「がんの診断と治療」「がんの疫学」の4冊にまとめた本を刊行した。 研究資材委員会:総分与数9300に達する腫瘍細胞株の供給を行ってきた。DNAバンクを設立し発足させる準備が進んでいる。 スクリーニング委員会:9種の異なるスクリーニング系からなる抗がん活性評価系によって、これまでに約1500個の化合物を評価した結果、様々な特徴を持つ新規抗がん剤候補物質を見出した。 研究交流委員会:290件の派遣を行い、日独、日仏、日韓、日中のワークショップを開催した。 若手支援委員会:若手研究者ワークショップを開催し、延べ542名の参加者を得、18件の共同研究を採択した。 がんゲノム委員会:臨床がん検体988症例、ヌードマウス移植腫瘍85検体(9臓器由来)、がん細胞株39株について遺伝子の発現情報解析を終了し、データベース化を行っている。腫瘍バンクについては、合計8000症例近い腫瘍組織とDNAが収集されて、平成14年度より研究者に配付している。 動物委員会:末分化リンパ球NKT細胞の核を用いてのクローンマウスの作製に成功した。また、新しい遺伝子トラップベクターを開発した。 分子標的治療委員会:耐性克服の研究を進めるとともに、イマチニブ、ゲフィチニブについては、その臨床効果と遺伝子発現パターンについての研究が進展し、臨床効果予測に有効な遺伝子群の同定に成功した。
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