研究課題/領域番号 |
11183101
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
大森 治紀 京都大学, 医学研究科, 教授 (30126015)
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研究分担者 |
澁木 克栄 (渋木 克栄) 新潟大学, 脳研究所, 教授 (40146163)
野田 亮 京都大学, 医学研究科, 教授 (30146708)
山森 哲雄 自然科学研究機構, 基礎生物学研究所, 教授 (80260206)
白尾 智明 群馬大学, 医学部, 教授 (20171043)
中西 重忠 京都大学, 生命科学研究科, 教授 (20089105)
堀田 凱樹 国立遺伝学研究所, 所長 (30010036)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
43,800千円 (直接経費: 43,800千円)
2004年度: 8,000千円 (直接経費: 8,000千円)
2003年度: 8,000千円 (直接経費: 8,000千円)
2002年度: 8,000千円 (直接経費: 8,000千円)
2001年度: 8,000千円 (直接経費: 8,000千円)
2000年度: 8,000千円 (直接経費: 8,000千円)
1999年度: 3,800千円 (直接経費: 3,800千円)
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キーワード | 神経回路 / シナプス / 特徴抽出 / 回路調節 / 回路形成 / 行動制御 / 分子の探求 / 分子の探究 / 機能発現 / 神経回路形成 |
研究概要 |
神経回路の成熟と特異的機能発現のメカニズム(略称「神経回路」)総括班では、6年間の特定領域研究を締めくくる研究班会議を京都で開催した(平成17年1月26-28日)。現在の研究班員83名全員が発表した。各班員の研究成果は、班友および平成12年度以降、一時的に研究班に参加した公募研究者も含めて冊子体の研究成果報告書にまとめた。なお、こうした班員の多くが班会議には参加し、活発な討論が行われた。 総括班会議を、同班会議の終了後開催した。4名の評価委員が総括班会議に参加し、様々な角度から、神経回路研究の現状と将来展望を討議した。神経回路は神経科学の中でも、分子的なアプローチと、高次脳機能に象徴されるシステム的なアプローチの両方の研究を展開することのできる場であることを、改めて認識し、将来ともに活発な研究を展開できる研究領域であるとの評価を得た。 総括班では、神経回路という特定領域研究を過去5年間に亘って進めるに際しては、この領域を単に研究費を配分するだけの役割に留めず、班員相互間の良いコミュニケーションに支えられた研究者のフォーラムとすることを目的としてきた。今回、研究班会議を開催し、さらに研究報告書をまとめるに際して、非常に多くの共同研究が行われていることが明らかとなった。また、こうした共同研究が研究領域内に留まらず、さらに多くの共同研究が研究領域外の研究者との間で行われていることも明らかとなった。こうした意味においても、本特定領域研究は、実質5年間の研究期間内に十分な社会的役割を果たし得たものと確信することができた。
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