研究分担者 |
木津 昭一 東北大学, 大学院・理学研究科, 助教授 (40241517)
須賀 利雄 東北大学, 大学院・理学研究科, 助教授 (70211977)
花輪 公雄 東北大学, 大学院・理学研究科, 教授 (40142921)
岩坂 直人 東京商船大学, 商船学部, 助教授 (60211760)
江淵 直人 北海道大学, 低温科学研究所, 教授 (10203655)
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配分額 *注記 |
22,900千円 (直接経費: 22,900千円)
2002年度: 6,300千円 (直接経費: 6,300千円)
2001年度: 6,300千円 (直接経費: 6,300千円)
2000年度: 6,300千円 (直接経費: 6,300千円)
1999年度: 4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
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研究概要 |
(1)広域雲無し海面水温場の時窒間相関スケールに関する研究を行い、新世代海面水温作成手法の高度化を図った. (2)2000年9,10月について、数値モデル予測のための毎日の雲無し海面水温場を新しく開発した手法を用いて作成した。この結果は、本研究の成果CD-ROMに収録される。 (3)海洋科報術センターと共同し,東京と小笠原父島を結ぶ定期郷船「おがさわら丸」に搭載のADCPにより,表層の流速観測を常時行なった.また,5・7・9・11・1月にXBT観測を行った. (4)宮城県教育委員会所属の練習船「宮城丸」により,ハワイ-日本間のXBTモニタリング(PX-40)を6・10・12月に行った.また,取得した資料をPX-37資料とともに解析し,熱輸送量,淡水輸送量を評価した. (5)TOPEX/POSEIDON海面高度計資料と,黒潮流軸位置資料を用いて日本南岸における渦の移動と黒潮流軸変動を解析した.その結果,渦と黒潮の衝突は,黒潮流軸の小蛇行をもたらすことがあることを示した. (6)XBT観測システムの検討を行い,日本製コンバータの幾つかの機種にボーイング現象が存在することを見出した.また,海面着水直後の水温変化を詳しく解析し,ほぼ4m深までで真の水温に達することがわかった.
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