研究課題/領域番号 |
11209206
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
鈴木 祥之 京都大学, 防災研究所, 教授 (50027281)
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研究分担者 |
武田 展雄 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 教授 (10171646)
佐藤 忠信 京都大学, 防災研究所, 教授 (00027294)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
30,300千円 (直接経費: 30,300千円)
2003年度: 5,800千円 (直接経費: 5,800千円)
2002年度: 6,000千円 (直接経費: 6,000千円)
2001年度: 6,400千円 (直接経費: 6,400千円)
2000年度: 6,600千円 (直接経費: 6,600千円)
1999年度: 5,500千円 (直接経費: 5,500千円)
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キーワード | 構造ヘルスモニタリング / 健全度評価システム / 格子型光ファイバセンサ / 非線形同定 / 最大ひずみ記憶センサ / 非破壊検査法 / 損傷追跡 / ライフサイクルコスト解析 / 健全度モニタリングシステム / 地震時損傷 / 同定アルゴリズム / ブートストラップフィルター / 損傷度検出システム / 制御アルゴリズム / 木造建築物 / モンテカルロフィルター / 伝統的木造建築物 / 構造物の健全度 / モニタリングシステム / 非線形システム同定 / 最大歪記憶型センサー / 地震時損傷評価 / 構造制御システム / 非線形制御 / ハイブリッド合成センサー / 損傷検出システム |
研究概要 |
本研究は、強震時における構造物の損傷程度と損傷位置の検出システムと経年的な構造物の劣化をモニターする健全度評価システムを構築するためにセンサーを含むモニタリング技術の開発、地震時における構造物の非線形地震応答を同定するアルゴリズムの開発ならびに構造物の地震時損傷の評価・検出アルゴリズムを導き、都市重要施設・建築物など既存構造物の安全性・信頼性を保全するとともに、構造物の最適維持管理計画の策定に有用なライフサイクルコスト解析法の開発を行うことを目的として、以下に列挙する研究を行った。 最大ひずみ記憶センサとしての一方向強化CFRP複合材の電気・力学的挙動のモデル化、構造ヘルスモニタリング用ブラッグ格子型光ファイバセンサ、マイクロ波を利用したコンクリート構造物の損傷検知のための三次元画像処理技術、コンクリート構造物の損傷度と内部欠陥評価のための非破壊検査法の開発、フレキシビリティに基づく損傷指標と振動ジャイロによる振動計測を用いた構造物の損傷追跡、条件付非ガウス場の状態推定、履歴構造物の非線形同定、非線形構造同定とヘルスモニタリング手法の開発、ウェブレット手法による木造住宅の振動台実験時の損傷検出、知的パラメータ可変法を用いた構造ヘルスモニタリングと損傷推定、地震の影響を考慮した橋梁構造物のライフサイクルコスト解析、橋梁構造物の地震リスク評価とライフサイクルコスト解析に関する研究である。 これらの構造ヘルスモニタリングシステムの基本となる要素技術については、上記で述べたように大いなる進展が計られた。次世代システムとして社会的にも要望されている技術の実用化に向けては、さらなる関連する要素技術の開発とともにシステム技術の開発を進める必要がある。
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