研究課題/領域番号 |
11213204
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研究種目 |
特定領域研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
小池 孝良 北海道大学, 北方生物圏フィールド科学センター, 教授 (10270919)
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研究分担者 |
村上 正志 北海道大学, 北方生物圏フィールド科学センター, 助手 (50312400)
柴田 英昭 北海道大学, 北方生物圏フィールド科学センター, 助教授 (70281798)
日浦 勉 北海道大学, 北方生物圏フィールド科学センター, 助教授 (70250496)
高木 健太郎 北海道大学, 北方生物圏フィールド科学センター, 助手 (20322844)
田中 夕美子 (田中 久美子) 北海道大学, 農学部・附属演習林, 教務職員 (60221397)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
14,800千円 (直接経費: 14,800千円)
2001年度: 3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2000年度: 4,300千円 (直接経費: 4,300千円)
1999年度: 6,900千円 (直接経費: 6,900千円)
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キーワード | 冷温帯広葉樹林 / 温暖化環境 / リターフォール量 / 現存量 / 溶存有機炭素量 / 肥大成長 / 炭素還元フラックス / 高CO_2 / 年変化 / 流域の炭素収支 / エコトーン / 樹冠光合成 / 制御実験 / 気孔不均一性 / フラックス / 流域データ / 火山灰 |
研究概要 |
光合成速度のピークは6月下旬で8-16umol・m^<-2>s^<-1>低下は樹種に特徴的。CO2付加では針葉樹材の細胞内腔が増加した。成熟林の1998〜2000年の現存量成長量は0.44、0.60、0.48tC・ha^<-1>yr^<-1>であった。総胸高断面積は32322.8m^2、平均胸高断面積は14.4m^2・ha^<-1>であった。総現存量は59626.9tC、平均現存量は26.6tC・ha^<-1>であった。1999〜2001年の平均NEPは258 gC m^<-2> y^<-1>土壌から大気へ放出される炭素フラックスは平均580 gC m^<-2> y^<-1>でNEPの二倍以上を示した。GEPは838 gC m^<-2> y^<-1>でありGEPに占めるNEPの割合はおよそ30%であった。幹呼吸量は土壌呼吸速度の11〜20%に相当した。GEPの算出に幹呼吸を入れると929 gC m^<-2> y^<-1>となり、樹木葉(含枝呼吸)の総光合成速度に相当した。リタートラップによると土壌還元量は三年間平均で118 gC m^<-2> y^<-1>であり、GEP(929 gC m^<-2> y^<-1>)の約13%であった。枯死による炭素還元量は79 gC m^<-2> y^<-1>であった。地上から地下部への炭素転流量は549 gC m^<-2> y^<-1>であった。植生から土壌へ流入する炭素フラックスは533 gC m^<-2> y^<-1>であった。GEPの約57%の炭素が根系を経て土壌へと供給された。河川への炭素放出は溶存有機炭素(DOC)、溶存無機炭素(DIC)、粒状有機炭素(POC)に大別される。全溶存炭素濃度濃度は4.1±1.8 gC m^<-2> y^<-1>で、DICの占める割合は約67%でありDOCとPOCは同程度で、流域からの炭素流出量はNEPの1.6%で約254 gC m^<-2> y^<-1>炭素が蓄積された。このうち108 gC m^<-2> y^<-1>(43%)が植生に146 gC m^<-2> y^<-1>(57%)が土壌へ蓄積された。
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