研究課題/領域番号 |
11215101
|
研究種目 |
特定領域研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
|
研究機関 | 高エネルギー加速器研究機構 |
研究代表者 |
那須 奎一郎 高エネルギー加速器研究機構, 物質構造科学研究所, 教授 (90114595)
|
研究分担者 |
腰原 伸也 東京工業大学, 理学部, 教授 (10192056)
中村 新男 名古屋大学, 理工科学総合研究センター, 教授 (50159068)
谷村 克己 (谷村 克巳) 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (00135328)
大柳 宏之 産業技術総合研究所, 光技術部門, 総括研究員
小川 哲生 大阪大学, 理学部, 教授 (50211123)
唐沢 力 大阪市立大学, 理学部, 教授 (90106336)
五神 真 東京大学, 工学部, 教授 (70161809)
|
研究期間 (年度) |
1999 – 2001
|
研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
|
配分額 *注記 |
26,500千円 (直接経費: 26,500千円)
2001年度: 17,000千円 (直接経費: 17,000千円)
2000年度: 6,800千円 (直接経費: 6,800千円)
1999年度: 2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
|
キーワード | 光誘起相転移 / 光励起 / 緩和 / 熱相転移との相違 / 統括 / 評価 / 助言 / 統括班 |
研究概要 |
1)光誘起相転移に関する研究の推進、統括、評価、及び助言 絶縁体結晶に僅か数個の可視光を照射しただけで、構成原子や電子の間に照射前とは全く異なる新しい秩序が成長し、照射部分だけ構造が変化し、光学的・磁気的・電気的特性も変わり、最終的には巨視的規模にまで達する光励起状態のドメインが出現する。このような不思議な現象が最近相次いで幾つかの絶縁体結晶で発見されている。これら一群の現象は総称して光誘起相転移と呼ぶ事が出来る。本研究では、幾つかの典型物質を対象にして、この光誘起相転移が、(I)如何なる条件下で起きるか、(II)如何なる動力学的機構を通して起きるか、(III)如何に通常の熱的相転移と相違するかに付いて、実験的・理論的研究を行った。 2)研究会の企画開催(通算10回、平成13年度は以下の通り) 平成13年5月24日〜25日、名古屋大学工学部ベンチャー・ラボで20名参加のもと、開催 平成14年1月28日〜29日、鎌倉プリンスホテルで30名参加のもと開催 3)国際会議開催 会議名「Photoinduced Phase Transitions,Their Dynamics and Precursor Phenomena」 日時 平成13年11月14日〜16日、開催場所 筑波国際会議場2階中ホール 参加者 総数 113名 国別 America 3名、Germany 1名、Poland 2名、Italy 2名、Ukraine 1名、France 4名、日本 100名。 講演数 招待講演(30分) 14件、口頭発表(30分) 19件、ポスター発表 30件 4)総説論文集の出版 「Photoinduced Phase Transitions and Precursor Phenomena」Phase Transitions Vol.74,No.1-2 Gorden Breach Science Publisher社(英国、Oxford,A member of Taylor and Francis)刷り上り約300pageの総説論文集を出版
|