研究分担者 |
塩谷 雅人 京都大学, 宙空電波科学研究センター, 教授 (50192604)
高橋 正明 東京大学, 気候システム研究センター, 教授 (70188051)
余田 成男 (余田 茂男) 京都大学, 大学院・理学研究科, 教授 (30167027)
神沢 博 国立環境研究所, 大気圏環境部大気物理研究室, 室長(研究職) (20150047)
廣岡 俊彦 九州大学, 大学院・理学研究院, 教授 (90253393)
田中 浩 名古屋大学, 大気水圏科学研究所, 教授 (00115594)
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配分額 *注記 |
20,200千円 (直接経費: 20,200千円)
2002年度: 8,000千円 (直接経費: 8,000千円)
2001年度: 4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
2000年度: 4,300千円 (直接経費: 4,300千円)
1999年度: 3,900千円 (直接経費: 3,900千円)
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研究概要 |
本研究は,特定領域研究(1)「成層圏力学過程とオゾンの変動およびその気候への影響」(略称「成層圏変動と気候」)の総括班であり,中層大気研究者の特にデータ解析・数値モデルによる研究を主体とする研究グループを編成して,「成層圏オゾンと大気大循環の変動に関する研究」,「大気微量成分の時空間変動を通して見た熱帯成層圏-対流圏結合」,「高分解能大気大循環モデルの開発と成層圏物質循環の研究」,「大規模大気波動に伴う物質輸送とその季節変動・年々変動」の4計画研究を総括することを目的としている. 領域全体の研究活動の整合性と目的に添った円滑な運営,研究成果の迅速な公表,他研究グループとの討論などを目指して,計8回の総括班会議,全体会議,「成層圏と気候」研究打ち合わせ会議,計6回の公開シンポジウムやセミナーを開催した. 特に,平成14年11月12-15日に国際シンポジウム"International Symposium on Stratospheric Variations and Climate"を日本を含む10カ国から96名(内外国人27名)の参加者のもとで開催し,21の招待講演を含む60編以上の講演が行われ,本特定領域研究の成果を諸外国に発信するとともに,諸外国での最新の研究成果を含め活発な討論が行われた.また,英文の講演要旨集(Extended Abstract,238ページ)を同時に発刊した. さらに,本研究活動の公開を目指し,ホームページの立ち上げ,ニュースレターの発刊(計4回)をおこなった.また,研究成果を広く一般市民と共有すべく,平成15年度「大学と科学」公開シンポジウム開催の申請を行い,その開催が内定した.
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