研究課題/領域番号 |
11235203
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 京都大学 (2000-2003) (財)東京都医学研究機構 (1999) |
研究代表者 |
瀬原 淳子 (藤沢 淳子) 京都大学, 再生医科学研究所, 教授 (60209038)
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研究分担者 |
長澤 丘司 京都大学, 再生医科学研究所, 教授 (80281690)
馬場 忠 筑波大学, 応用生物化学系, 教授 (40165056)
林 茂生 理化学研究所, 発生・再生科学総合研究センター, グループディレクター (60183092)
栗崎 知浩 Institute for Frontier Medical Sciences, Assistant (90311422)
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研究期間 (年度) |
2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
135,400千円 (直接経費: 135,400千円)
2003年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2002年度: 27,900千円 (直接経費: 27,900千円)
2001年度: 29,500千円 (直接経費: 29,500千円)
2000年度: 36,000千円 (直接経費: 36,000千円)
1999年度: 40,500千円 (直接経費: 40,500千円)
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キーワード | 細胞間相互作用 / 組織構築 / 形態形成 / 上皮組織 / 接着因子 / ADAMファミリー / ケモカイン / ADAM / メタロプロテアーゼ / 心臓形成 / ノックアウトマウス / 発生 / ErbB / 増殖因子 / プロテアーゼ / 筋形成 / 脂肪組織形成 / ADAMプロテアーゼ / ディスインテグリン / メルトリン / 細胞分化 / 神経分化 |
研究概要 |
多細胞生物の細胞分化や組織形成は、自律的なプログラムに加えて、細胞間相互作用に依存したプログラムをもつ。本研究では、個体レベルの研究や分子遺伝学的アプローチに重点をおき、いくつかの細胞系譜について細胞分化・組織形成過程における細胞間相互作用とその質的な変換・分子機構を解明し、形態形成における役割を明らかにすること、そして細胞間相互作用を細胞分化や組織形成のなかで動的に捉えることにより、形態形成の仕組みに、新しい概念を加えることを目指した。 とりまとめにあたっては、細胞分化や組織形成を誘導・制御する仕組みとして鍵となるいくつかの遺伝子を明らかにするとともに、次のような観点での討論をおこなった。また、公開シンポジウム・公開レクチャーの開催により、他分野の方々も交えた討論により議論を深めた。 1)細胞分化に必要なnicheへの移動とそのプロセスに関与する細胞間シグナリングの存在 2)組織形成の方向性や極性を規定する隣接組織からのシグナルの存在 3)細胞の分化・遊走・組織形成に必要な細胞間シグナルの膜型から可溶型への変換や接着性の変化とそのプロセスにおけるADAMファミリーの役割 4)組織形成、とりわけ上皮組織の再編における接着因子の細胞局在や強度の変化とそれを制御する様々な遺伝子の存在 5)上皮組織構築や上皮分化の制御に必要な接着装置複合体形成 6)分化できない細胞を殺す仕組み
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