| 研究課題/領域番号 |
11301013
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| 研究種目 |
基盤研究(A)
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| 配分区分 | 補助金 |
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| 応募区分 | 一般 |
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| 研究分野 |
考古学(含先史学)
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| 研究機関 | 東京大学 |
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研究代表者 |
吉田 邦夫 東京大学, 総合研究博物館, 助手 (10272527)
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| 研究分担者 |
阿部 芳郎 明治大学, 文学部, 助教授 (10221730)
丑野 毅 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助手 (80143329)
小林 紘一 東京大学, 原子力研究総合センター, 助教授 (70108637)
小田 静夫 東京都教育庁, 生涯学習部, 主任学芸員(研究職)
實川 順一 都立学校遺跡調査会, 主任調査員
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| 研究期間 (年度) |
1999 – 2001
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| 研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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| 配分額 *注記 |
34,970千円 (直接経費: 33,800千円、間接経費: 1,170千円)
2001年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2000年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1999年度: 27,600千円 (直接経費: 27,600千円)
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| キーワード | 年代測定 / AMS(加速器質量分析) / 縄文海進 / 貝塚 / 縄文土器 |
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| 研究概要 |
貝塚遺跡のデータベースを作成する発掘調査報告書の解析は難航した。土器型式についての細分化されたデータ、およびそれに関する年代値を収集したが、必ずしも満足できる情報は得られなかった。この結果、C-14年代値のデータは予想外に少なく、千葉県では100件をわずかに越える程度で、その半数以上が、貝の測定であった。これらの年代値を用いて、暦年補正を行った。
繊維土器は、縄文時代早期の野島式、鵜が島台式から前期の黒浜式まで測定し、土器片から直接求めた放射性炭素年代値を用いて土器型式の前後関係を検討した。約40資料の年代を決定した。炭素13の同位体比、δ^<13>Cの測定値は、1例を除いて約-25‰で、ヒエ、アワ、カヤ、ススキなどのC4植物を使っていないことが明白になった。また、レプリカ法により、土器表面・内部に残っている繊維の圧痕を解析した結果、直線状の短い繊維が多くみられた。これらをもとに、製作技法の検討などを行った。
発掘中、遺物整理中の貝塚遺跡から、貝と同層の木炭を一組にした試料を多数入手して、暦年比較を行った。そのうちで、三陸地方の縄文前期〜中期の遺跡では、貝が200年も古い年代を示した。それに対して、三浦半島の東京湾・湾口部に位置する遺跡では後期の全範囲にわたって、ほぼ同じ暦年値を示すことがわかってきた。貝塚遺跡の年代に大きな寄与をしている貝の年代について検討する必要が生じたので、研究計画を再編し、前年度申請を行うこととした。
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