研究課題/領域番号 |
11303006
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 東海学園大学 |
研究代表者 |
下川 浩一 東海学園大学, 経営学部, 教授 (70061075)
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研究分担者 |
網倉 久永 上智大学, 経済学部, 教授 (70222693)
藤村 博之 法政大学, 経営学部, 教授 (30173462)
藤本 隆宏 東京大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (90229047)
武石 彰 一橋大学, イノベーション研究センター, 教授 (60303054)
延岡 健太郎 神戸大学, 経済経営研究科, 教授 (90263409)
佐藤 博樹 東京大学, 社会科学研究所, 教授 (60162468)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
18,320千円 (直接経費: 16,700千円、間接経費: 1,620千円)
2001年度: 7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
2000年度: 5,400千円 (直接経費: 5,400千円)
1999年度: 5,900千円 (直接経費: 5,900千円)
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キーワード | 自動車生産システム / グローバルプラットフォーム戦略 / サプライヤーシステム / 部品モジュール化戦略 / 開発アーキテクチャー戦略 / デジタル技術 / 系列取引 / ヒューマンリソース管理 / 自動車産業再編 / 部品産業の構造転換 / アーキテクチュア / 部品モジュール化 / トヨタ生産方式 / 人的資源開発 / グローバル再編 / グローバルソーシング / 情報技術 / 部品調達システム / グローバルプラットフォーム / アウトソーシング |
研究概要 |
今や世界自動車産業におけるグローバル競争は合併やアライアンスによる再編からその再編の内実が問われる段階へ差しかかっている。こういった中にあって主要自動車メーカーのグローバルプラットフォーム戦略が進展し、それとともにそれぞれの製品にブランド価値を如何に高めるか、生産のフレキシブル化でいかに変化する市場ニーズに迅速に対応するかが大きな課題となりつつある。他方において環境戦略の進展とコスト競争の更なる進展のもとで部品コンポーネントのモジュール化戦略もいっそう高度化しつつあり、世界部品産業の再編もいっそう進みつつある。このような状況を受けて生産システムの進化と革新も著しく、この三年間これらの研究を発展させ、製品開発システム、サプライヤーシステム、そして人的資源管理と関連づけつつ研究と調査をすすめている。とくに自動車の設計開発に関連しては、インテグラルアーキテクチャーとモジュラーアーキテクチャーのコンセプトの分化と進化、デジタル技術活用による生産システムと開発システムの連携の研究を進めた。また部品モジュール化を巡る国際調査と比較実態調査を進め、これとアーキテクチャー戦略との関連の分析にも着手しつつある。また、部品産業のグローバル化に伴う取引き構造と取引き形態の面での系列取引の変貌についても分析を行っている。これに加えて生産システムの革新と人材開発の関連、そして雇用流動化と再訓練の問題を現場と中間管理職を中心とするヒューマンリソース管理の観点からとりあげている。
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