研究課題/領域番号 |
11306023
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物資源科学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
太田 猛彦 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (50134797)
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研究分担者 |
杉山 信男 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (30012040)
飯塚 堯助 (飯塚 堯介) 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (30012074)
大賀 圭治 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (80302587)
川島 博之 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 助教授 (30161318)
佐藤 雅俊 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 助教授 (90302588)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
38,920千円 (直接経費: 36,100千円、間接経費: 2,820千円)
2002年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2001年度: 7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
2000年度: 8,500千円 (直接経費: 8,500千円)
1999年度: 18,200千円 (直接経費: 18,200千円)
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キーワード | 世界食糧需給モデル / 土地利用変化 / 土地被覆データセット / 森林面積 / 農地面積 / バイオマス資源量 / 園芸作物 / 世界食料需給モデル / リモートセンシング / 森林 / 農地 |
研究概要 |
・木質材料の有効利用技術開発 熱帯林の保全を考えた場合、早生樹種類や農業廃棄物等の有効利用により熱帯林を適正に維持することが可能となる。そこで、早生樹種類であるメラルーカ材の有効利用技術の一環として、木片セメントボード及び木片セメントブロックへの適用性について検討した。一方、熱帯木材に代わって利用可能なケナフの木質ボードとしての有効利用技術に関する研究を実施した。 ・亜熱帯作物生産と温度との関連 リュウガンの花序形成に及ぼす温度の影響を調査した。その結果,12月に温度が低いと花序が多く形成され,温度が高い年には花序の形成が少なくなることが明らかになった。また,現地における聞き取り調査の結果,気温の高い地域の農民は開花数が不足するという問題を抱えていることが明らかになった。 ・土地利用変化の要因としての食糧供給 アジアにおける土地利用変化の最も基本的要因である食料需給について貿易自由化との関連について分析の枠組みを提示し、中国の省市別食料需給モデルの開発、インドネシアの森林面積の変化要因の分析を行った。また、タイの土地利用モデルを開発し、森林減少が木材、食料の需給や土地利用規制政策の効果を分析した。 ・土壌侵食特性の広域空間レベルにおける評価手法 アジア地域における土地利用と密接な関わりをもつ侵食問題について、ケーススタディとして現時点で土壌侵食が問題となっている中国雲南省元某の土壌侵食量、および新たな手法による潜在的な侵食危険性を全球レベルで評価した。さらに、提案された侵食ポテンシャル指標に植生の純一次生産量を侵食現象を規定している新たな要因として加え、これと全球の土壌侵食データベース(GLASOD)とを比較することによって、侵食現象を規定している要因についての詳細な検討を行った。
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