研究課題/領域番号 |
11307002
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
病態医化学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
月田 承一郎 京都大学, 医学研究科, 教授 (50155347)
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研究分担者 |
古瀬 幹夫 京都大学, 医学研究科, 助教授 (90281089)
永渕 昭良 熊本大学, 発生医学研究センター, 教授 (80218023)
伊藤 雅彦 京都大学, 医学研究科, 助手 (70270486)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
37,690千円 (直接経費: 36,400千円、間接経費: 1,290千円)
2001年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2000年度: 7,100千円 (直接経費: 7,100千円)
1999年度: 25,000千円 (直接経費: 25,000千円)
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キーワード | クローディン / タイトジャンクション / ZO-1 / ノックアウト / 裏打ち蛋白質 / PDZドメイン / 細胞接着 / バリアー / GFP / MUPP1 / 重合 / ストランド / FRAP / オフルディン / ZO-2 / ZO-3 / MAGUK / ノックアウトマウス / ES細胞 |
研究概要 |
(1)クローディンファミリーメンバーの同定・解析と特異抗体の作製:本研究会誌までに8種類のクローディンを同定していた。データベースを調べることにより、現在までさらに16種類のクローディンを見つけた。これらのクローディンのcDNAをRT-PCR法により単離した。また、得られたクローディンcDNAを用いて、細胞質ドメインのリコンビナント蛋白質を大腸菌で作製し、それを抗原にして、それぞれのクローディンに特異的なポリクローナル抗体とモノクローナル抗体を作り、それぞれのクローディンの発現パターンを染めつつある。 (2)TJの形成と機能におけるクローディンの役割:細胞レベルにおける解析:以下のクローディンの基本的な性質を明らかにした。クローディンに接着能力はあること。各クローディン間で接着特異性はあること。各クローディンが共重合してTJストランドを作ること。TJのバリアー機能に各クローディン間で差があること。 (3)TJの形成と機能におけるクローディンの役割:個体レベルにおける解析:各クローディンのゲノムを単離し、相同組み換えにより遺伝子破壊のためのベクターを作製し、各クローディンを欠失したマウスの作製を試みた。現在のところクローディン-1、2、3、5について解析が進んでいる。 (4)TJの裏打ち蛋白質とクローディンの相互作用の解析:クローディンとZO-1、ZO-2、ZO-3との結合について、in vivoおよびin vitroにおける解析を進めた結果、クローディンのC末端にZO-1、2、3のPDZ1ドメインが直接結合することが明らかになった。
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