研究課題/領域番号 |
11307003
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
人体病理学
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
能勢 眞人 (能勢 真人) 愛媛大学, 医学部, 教授 (70030913)
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研究分担者 |
宮地 良樹 京都大学, 大学院・医学研究科, 教授 (30127146)
居石 克夫 九州大学, 大学院・医学研究院・医学部, 教授 (70108710)
吉木 敬 北海道大学, 医学部, 教授 (60220612)
中林 公正 杏林大学, 医学部, 教授 (90086603)
由谷 親夫 国立循環器病センター, 臨床検査部, 部長
沼野 藤夫 東京医科歯科大学, 医学部, 教授 (40013958)
油谷 親夫 国立循環器病センター, 臨床検査部, 部長
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研究期間 (年度) |
1999 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
40,590千円 (直接経費: 36,900千円、間接経費: 3,690千円)
2001年度: 15,990千円 (直接経費: 12,300千円、間接経費: 3,690千円)
2000年度: 10,500千円 (直接経費: 10,500千円)
1999年度: 14,100千円 (直接経費: 14,100千円)
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キーワード | 血管新生 / 血管リモデリング / 血管炎原性抗体 / 血管炎T細胞クロナリティー / 血管炎原性ウイルス / 血管炎モデル動物 / 血管炎ゲノミクス / 血管炎候補遺伝子 / 血管内皮細胞 / ANCA / HTLV-1 / HCMV / ケモカインアンタゴニスト / 血管炎感受性遺伝子 / SNP / 原発性肺高血圧 / 高安動脈炎 / MPO / CD72 / ウイルス / 接着分子 / サイトカイン / アポトーシス / 自己抗体 / 転写因子 / 感受性遺伝子 / ゲノム |
研究概要 |
近年の血管細胞生物学の進歩と血管炎症候群の病理・発症機構における問題点とのギャップを埋めてゆくための統合的研究について、下記プロジェクトを遂行した。 1)血管構成細胞が発現する形質の分子病理学的解析:細胞間・分子間のクロストーク(接着分子発現パネル、ヒスタミン、NO、アポトーシス、血管リモデリング)、血管新生(遺伝子発現動態、FGF-2/VEGF、血管内皮細胞分化経路、3次元構造解析)、疾病特異的病理形態(IAAA、肺動脈叢状血管症、高安動脈炎、MPA、膠原病の肝内血管炎、動脈硬化、栄養血管炎) 2)宿主の血管障害機構、修飾要因の解析:ANCA(血管障害分子機構、血管炎の臓器・組織分布、腎糸球体病変のバリエーション、高安動脈炎)、血清因子(抗血管内皮細胞抗体、リウマトイド因子、抗リン脂質抗体症候群、血管内皮細胞貪食抗体)、T細胞クロナリティー(巨細胞性動脈炎、病的動態機序、高安動脈炎、動脈硬化)、リソソーム酵素(川崎病) 3)血管炎モデル動物による解析:川崎病モデル(C. albicans菌体抽出物誘導モデルマウス、MPOノツクアウトマウス)、ウイルス介在性血管炎(HTLV-I env-pX遺伝子導入ラット、HCMV-IE遺伝子導入マウス)、MRL膠原病血管炎マウスモデル(IRF-1遺伝子導入、ケモカインアンタゴニストウイルスベクター導入による血管炎抑制) 4)ゲノム解析:高安動脈炎(HLA遺伝子多型、IKBL1制御領域のSNP)、地理病理学的解析(高安動脈炎)、MRL膠原病血管炎モデルマウス(感受性遺伝子座・位置的候補遺伝子、血管キャリバー特異的遺伝子座、血管炎リコンビナントインブレッドマウス)、川崎病モデルマウス(血管炎抑制遺伝子座) 5)公開セミナーの開催:International Workshop on Systemic Vasculitis 2000(平成12年10月14日東京)、「血管炎研究の新たな展開」(平成14年2月16日松山)
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