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DNApooling法をもちいた関連研究による分裂病候補領域のゲノムスキャン

研究課題

研究課題/領域番号 11307014
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 精神神経科学
研究機関帝京大学

研究代表者

南光 進一郎  帝京大学, 医学部, 教授 (60101127)

研究分担者 徳永 勝士  東京大学, 医学系大学院, 教授 (40163977)
功刀 浩  帝京大学, 医学部, 講師 (40234471)
広瀬 徹也  帝京大学, 医学部, 教授 (10101742)
李 圭博  帝京大学, 医学部, 助手 (40307202)
研究期間 (年度) 1999 – 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
25,360千円 (直接経費: 24,100千円、間接経費: 1,260千円)
2002年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2001年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2000年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1999年度: 17,800千円 (直接経費: 17,800千円)
キーワード統合失調症 / ゲノムスキャン / 1番染色体 / デルタAIP / プーリング / 9番染色体 / 精神分裂病 / VLDLR / D9S15 / 分裂病 / 関連研究 / スクリーニング / AIP / 染色体異常
研究概要

平成11-12年は9番染色体動原体領域の12のマーカーについて、DNAプーリング法を用いたゲノムスキャンをおこなった結果、DNAプーリング法は、迅速な初期スクリーニングとして有効であることが示唆された。この結果にもとづいて昨年度と本年度は1番染色体動原体領域の31のマーカーについてスキャンした。
対象:DSM-IVによって統合失調症と診断された100名と健常対照群100名
方法:おのおの100名ずつのDNAサンプルを約10ng/μlの濃度にする。オートメイティッドDNAシークエンサーのGENE SCANで得られたイメージをGENOTYPERで分析した。デルタAIP値にもとづくP値はDaniels et al. (Am.J.Hum Genet 1998)にしたがって計算した。すなわちデルタAIP=Dif/Dif+Comとした。
結果:31のマーカーのうち15のマーカーで結果が得られた。このうち10のマーカーにおいてデルタAIP値自体が大きくなり、デルタAIPのP値は、5%水準に達した。5%水準に達しなかった5つのマーカーにおいてもP値はほぼ5%に近い。たとえば目視でD1S2626やD1S2346は対照群と罹患群はほぼひとしいイメージが得られているが、AIPのP値は0.0824と0.0598となり有意水準にきわめて近い値を示した。D1S2768、D1S2844、D1S2696、D1S206のイメージでも両群に大きな違いはないようであるが、有意差を示した。それ以外の16マーカーでは多峰性のピークがみられ、そのままでは高いデルタAIPが得られたが、これは偽陽性結果と考えられる。このトラブルについて調査を行ったが原因を解明できなかった。可能性としてはロードするDNA量の調節が関係するようで、少なすぎれば検出できず、多すぎると多峰性となるようであった。

報告書

(5件)
  • 2002 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2001 実績報告書
  • 2000 実績報告書
  • 1999 実績報告書

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公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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