| 研究課題/領域番号 |
11307057
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| 研究種目 |
基盤研究(A)
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| 配分区分 | 補助金 |
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| 応募区分 | 一般 |
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| 研究分野 |
臨床看護学
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| 研究機関 | 聖路加看護大学 |
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研究代表者 |
小松 浩子 聖路加看護大学, 看護学部, 教授 (60158300)
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| 研究分担者 |
林 直子 聖路加看護大学, 看護学部, 講師 (30327978)
外崎 明子 聖路加看護大学, 看護学部, 講師 (20317621)
射場 典子 聖路加看護大学, 看護学部, 講師 (00258980)
飯岡 由紀子 聖路加看護大学, 看護学部, 助手 (40275318)
中山 祐紀子 聖路加看護大学, 看護学部, 助手 (30338579)
橋爪 可織 聖路加看護大学, 看護学部, 助手 (20338578)
片桐 和子 聖路加看護大学, 看護学部, 助手 (80317627)
酒井 禎子 聖路加看護大学, 看護学部, 助手 (60307121)
高見沢 恵美子 聖路加看護大学, 看護学部, 助教授 (00286907)
南川 雅子 聖路加看護大学, 看護学部, 講師 (10255961)
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| 研究期間 (年度) |
1999 – 2002
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| 研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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| 配分額 *注記 |
28,340千円 (直接経費: 23,300千円、間接経費: 5,040千円)
2002年度: 7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円)
2001年度: 14,040千円 (直接経費: 10,800千円、間接経費: 3,240千円)
2000年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
1999年度: 4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
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| キーワード | がんデイケア / 乳がん / 術後補助療法 / 外来 / 自己学習 / サポートグループ / 準実験研究 / がんデイケアモデル / がん患者 / がん医療システム / がんとの共生 / がんケアモデル |
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| 研究概要 |
本研究の目的は、がんとの主体的な共生を支援するための新たなケアシステム・方略として「がんデイケアモデル」を開発し、臨床適用による効果の検討を行うことである。研究の最終年度にあたり、モデル試案の精錬の継続と実用化にむけた臨床適用を行った。その結果、次のような成果を得ている。(1)洗練を重ねたモデル試案は、実践適用のための実用性を備えたデイケアプログラムとして具体化し、【がん治療や生活調整に関する自己学習Kit<パンフレット、自己記録ノート、ビデオなど>】【相互性を促進するサポートグループプログラム】を開発した。そして、(2)デイケアプログラムの内容妥当性と適切性を検討するために、がん看護の専門看護師ならびにエキスパートから構成するパネルにより討議を繰り返し、内容と方法の修正を行った。併せて、乳がん患者会のメンバーの協力を得て、内容の精錬を行った。(3)安全で効率的なプログラムの運用をめざし、研究協力病院において、デイケアユニットの環境整備と組織化に関する検討をすすめると同時に、プログラムを運用する看護師への教育的セッションを開催した。(4)「がんデイケアプログラム試案」が、術後化学療法を継続している乳がん患者の適応状態を助長するか否かを検討するために、準実験デザインによる比較研究を行った。外生変数を制御するために、対象は乳がんの術後補助療法(EC療法)を通院治療により実施するもので、研究参加の承諾の得られた女性に限定した。両群のデータの汚染を防ぐために、先に対照群のデータ収集を実施し、その後ケアプログラム実施のための看護師教育セッションを開催し、受講を終えた看護師により実験群に対するプログラム提供を行った。その結果、プログラムの即時効果として、実験群が対照群に比して抑うつ尺度得点が有意に減少した。今後の課題として、対象者の背景や好み(preference)を考慮したプログラムの実用化を検討する必要がある。
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