研究課題/領域番号 |
11308008
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | メディア教育開発センター |
研究代表者 |
坂元 昂 メディア教育開発センター, 所長 (00016338)
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研究分担者 |
山田 恒夫 メディア教育開発センター, 研究開発部, 教授 (70182540)
波多野 和彦 メディア教育開発センター, 研究開発部, 助教授 (50198751)
大塚 雄作 大学評価・学位授与機, 構・評価研究部, 教授 (00160549)
松田 稔樹 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 助教授 (60173845)
坂元 章 お茶の水女子大学, 大学院・人間文化研究科, 助教授 (00205759)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
39,700千円 (直接経費: 37,000千円、間接経費: 2,700千円)
2001年度: 11,700千円 (直接経費: 9,000千円、間接経費: 2,700千円)
2000年度: 8,300千円 (直接経費: 8,300千円)
1999年度: 19,700千円 (直接経費: 19,700千円)
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キーワード | 情報通信技術 / 教育の情報化 / 教育ソフトウエア / 品質保証システム / 情報教育 / インターネット / 事例研究 / 情報活用能力 / 教育ソフトウェア / ケース研究 |
研究概要 |
先進各国において、教育における高度情報通信技術(ICT)の役割の重要性に対する認識が高まっている。わが国においても、産官学さまざまな方面において、ICTを利用した新しい教育方法・形態の研究開発の必要性が指摘された。その一方で、ICTの教育・学習に与える影響については解明されない点は多く、その調査・研究は緊急の課題である。こうした問いに答えるべく、経済協力開発機構(OECD)では、1999年度よりOECD/CERI(教育研究革新センター)を中心に、"ICT AND THE QUALITY OF LEARNING(情報通信技術と教育の質)"プロジェクトを立ち上げた。この国際共同プロジェクトでは、(1)教育ソフトウエアの品質を保証するシステムと品質基準の確立(第1部会)、(2)最新ICTを活用した教育の実践例の収集およびICTの教育/学習におよぼす影響の実証研究(第3部会)等が実施され、わが国も本研究課題が中心となり、積極的に参加した。 本研究課題では、国内外の主要な教育ソフトウエア品質保証システムに関する調査・分析を行い、今後国内に必要なシステムの要件を明らかにした。また、ICTの教育/学習におよぼす影響について、事例研究、実験的検証研究を実施した。OECD主催の専門家会合に分担して出席、各国代表と意見の交換を行った結果、事例研究、実験的検証研究ともに、OECD加盟国の動きと歩調をあわせ、また同機関の研究プロジェクトと整合性のある、適切な方法論を確立することができた。事例研究については、先進的実践を行っている小学校、中学校、各3校を選定し、実地調査を実施、各国の先進事例と比較した。準実験的デザインによる実験的検証研究についても、2回のアンケート調査を実施し、国際的に比較可能なデータを得た。 また、これと関連し欧米および大洋州の先進事例を調査した。その成果は、研究報告書のほかホームページを通じて公表した。
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