研究課題/領域番号 |
11308030
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
発生生物学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
近藤 寿人 大阪大学, 細胞生体工学センター, 教授 (70127083)
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研究分担者 |
佐々木 洋 大阪大学, 細胞生体工学センター, 助手 (10211939)
蒲池 雄介 大阪大学, 細胞生体工学センター, 助手 (90263334)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
36,710千円 (直接経費: 34,400千円、間接経費: 2,310千円)
2001年度: 10,010千円 (直接経費: 7,700千円、間接経費: 2,310千円)
2000年度: 7,700千円 (直接経費: 7,700千円)
1999年度: 19,000千円 (直接経費: 19,000千円)
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キーワード | SOX2 / δクリスタリン / エンハンサー / Pax6 / 水晶体 / 転写制御因子 / 細胞分化 / HMGドメイン / 感覚器原基 / 神経誘導 / 中枢神経系 / プラコード / 分化 / パートナー因子 / δEF3 / 水晶 / βガラクトシダーゼ |
研究概要 |
細胞分化をすすめる転写制御因子の中でもSOXファミリー因子群は、細胞分化の決定に中心的な役割を果たしていると考えられる。 1.20数種類が知られているSOX因子は、そのアミノ酸配列の類似性から、AからGまでグループに分類されている。いずれのSOX因子もHMGドメインによって、DNAのAACAA(A/T)配列に結合しながら、制御標的遺伝子も、制御する細胞分化のレパートリーもグループ毎に異なる。特にBグループのSOX因子に照準をあてて、それらの間の活性と発現の特性について詳しく解析した。その結果、SOX1-3が特に中枢神経系で重複した発現を示すとともに、転写活性化を担う因子として同様な活性を持つこと、SOX14,SOX21は転写抑制に関わる因子であり、SOX1-3(B1グループ)とは、HMGドメインとそのC末側のGroup B homology領域を除いては全く相同性がなく、B2という独立したグループを構成することを示した。 2.SOX2を例として、δクリスタリン遺伝子のエンハンサーに対する制御機構を解析した。SOX2は単独では転写制御活性を示さず、パートナー因子との相互作用が必要であることをまず示した。δクリスタリンエンハンサーの活性化に関わるSOX2のパートナー因子がPax6であることを示した。そしてSOX2,Pax6,エンハンサーDNAの3者の共存によってはじめて、強い転写活性化複合体が形成される。このSOX2とPax6の協同による遺伝子の活性化が、水晶体分化の開始反応であると考えられる。 3.本研究で中心としてとりあげたBグループSOXに限らず、SOX因子は、それ単独でDNAに結合しただけでは、SOX因子自体が持つ転写活性化機能を発揮することができず、DNA上の近傍に結合したパートナー因子との協同作用によってはじめて制御活性をあらわすという一般的なモデルを示した。SOXやパートナー因子の発現の変化に連動して、SOXの制御下にある遺伝子のセットが劇的に切り替わることが細胞分化の重要な制御機構の一つであると考えられる。
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