研究課題/領域番号 |
11358003
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 展開研究 |
研究分野 |
知能情報学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
板橋 秀一 筑波大学, 電子・情報工学系, 教授 (70151454)
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研究分担者 |
工藤 真由美 大阪大学, 文学部, 教授 (30186415)
真田 信治 大阪大学, 文学部, 教授 (00099912)
土岐 哲 大阪大学, 文学部, 教授 (10138662)
篠崎 晃一 東京都立大学, 人文学部, 助教授 (00206103)
木部 暢子 鹿児島大学, 法文学部, 教授 (30192016)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
18,590千円 (直接経費: 17,000千円、間接経費: 1,590千円)
2001年度: 6,890千円 (直接経費: 5,300千円、間接経費: 1,590千円)
2000年度: 5,300千円 (直接経費: 5,300千円)
1999年度: 6,400千円 (直接経費: 6,400千円)
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キーワード | 方言 / 音声コーパス / ラベリング / 鼻濁音 / 特徴 / アナウンサー / ホルマント / 基本周波数 / 自然談話 / 韻律情報 / CD-ROM |
研究概要 |
青森県深浦町、山形県三川町、千葉県佐原市、愛知県蒲郡市、富山県氷見市、奈良県明日香村、鳥取県淀江町、香川県引田町、福岡県福岡市の9地域で、男性57名、女性77名計134名(DATテープ175巻)の音声を収集し、その一部について文字化を行った。収録された音声データを編集し、方言音声コーパスとして整備してCD-ROMに格納し、また一部はCDにも格納した。 方言音声の韻律分析や音声分析に有効な弁別素性の音響的側面である音響素性の設定について研究を進めた。音声記号列を音声サンプルにラベリングする手順を確立すると共にラベリングシステムの開発を進めた。 近年、鼻濁音化の傾向が著しく減少している。まず、放送現場での鼻濁音の実態を把握し、その客観的評価方法および教育に資する目的で鼻濁音の音響的特徴抽出の研究を行った。また、NHKアナウンサーの「が」行鼻濁音の音響的分析を進め、濁音と鼻濁音の音声波形レベルでの識別パラメータについて検討した。 日本の駅名、企業名について、日本人、アジア系外国人、欧米系(英語圏)外国人の読み上げ音声データを収録した。また、日本人が発声した単語音声セット1542語のホルマント周波数、基本周波数などを推定抽出し、音声波形とともにデータベース化した。
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