研究課題/領域番号 |
11410004
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
中国哲学
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研究機関 | 日本女子大学 |
研究代表者 |
谷中 信一 日本女子大学, 文学部, 教授 (20230253)
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研究分担者 |
影山 輝國 実践女子大学, 文学部, 教授 (50152608)
石川 三佐男 秋田大学, 教育文化学部, 教授 (70222974)
池田 知久 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 教授 (50036555)
大西 克也 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 助教授 (10272452)
池澤 優 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 助教授 (90250993)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
8,700千円 (直接経費: 8,700千円)
2001年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
2000年度: 3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
1999年度: 3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
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キーワード | 楚文化 / 郭店楚簡 / 出土資料 / 中国古代思想史 / 宗教思想史 / 道家 / 儒家 / 古代漢語 / 郭店竹簡 / 楚系文字 / 先秦思想史 / 老子 |
研究概要 |
平成11年度から3ヵ年のプロジェクトを上記6名により推進してきた。 その成果は、研究成果報告書の「はしがき」に、また汲古書院より刊行の『楚地出土資料と中國古代文化』の「まえがき」・「あとがき」に、それぞれ詳しく述べたとおりであるが、その内容をかいつまんでここに記すことにしよう。 本プロジェクトは、(1)ひとつの大テーマのもとに専門の異なる複数の研究者がそれぞれの方法論からアプローチすることによって、分野横断的かつ総合的な学問的成果を獲得すること、(2)内外の研究者と常に交流することによって、自足自閉することなく、その研究成果を相互に検証し合うこと、(3)楚地から発掘された新出土資料を用いた研究によって、従来の中国思想史研究を、地域性の視点から見直すこと、に主眼をおいてきた。 このため、平成11年度は、研究代表者及び同分担者が、直に中国に出向き、現地の研究者と交流することによって、必要な情報を収集しまた研究成果を交換することを目的とした。 12年度は、こうした学術交流を広く学界に還元することを目的として公開の国際学術シンポジウム「郭店楚簡国際学術シンポジウム」を企画し、開催した。 13年度は、本プロジェクトの研究成果を広く学界に提供し得るように、論文集『楚地出土資料と中國古代文化』(汲古書院2002.3)の刊行した。 なお、本プロジェクトの恒常的研究活動として、これらに平行して、3カ年の間ほぼ隔月に、内外の研究者を招き、公開の研究例会を開催してきた。 本プロジェクトの成果として公開される論文集が、今後、学界においてどのような評価を受けることになるか。このときにこそ、われわれのプロジェクトが「研究成果」と呼びうるものを提供し得たかどうか、その真価が問われることになろう。
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