研究課題/領域番号 |
11410017
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
美術史
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研究機関 | 東京国立博物館 |
研究代表者 |
小松 大秀 東京国立博物館, 学芸部・工芸課, 漆工室長 (90090927)
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研究分担者 |
竹内 奈美子 東京国立博物館, 学芸部・工芸課漆工室, 研究員 (50270418)
日高 薫 国立歴史民俗博物館, 情報資料研究部助手 (80230944)
加藤 寛 東京国立文化財研究所, 修復技術部, 第一修復技術研究室長 (70161114)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
7,500千円 (直接経費: 7,500千円)
2000年度: 2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
1999年度: 4,600千円 (直接経費: 4,600千円)
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キーワード | 漆工芸 / 在銘品 / 蒔絵師 / 江戸時代 / 近世 |
研究概要 |
1.本研究では、数ある近世の漆芸品の中でも、作者銘のある作品、あるいは伝来の確かな作品に焦点を絞って、広範な資料の収集と研究をおこなった。これにより、主要な作品の所在、その質の良否などを明らかにし、工芸の分野ではなかなか困難な「作品データの標準化」を推し進めることができた。 2.当該年度中、以下のような展示施設等を調査対象として、該当作品の調書の作成・写真撮影をおこなった。また、その調書・写真等を整理し、電算機によるデータベース化をおこなった。 仙台市立博物館、宮城県立東北歴史博物館(多賀城市)、名古屋市博物館・徳川美術館(名古屋市)、サントリー美術館・出光美術館・たばこと塩の博物館・根津美術館・静嘉堂文庫美術館・永青文庫・宮内庁三の丸尚蔵館・江戸東京博物館(以上東京都)、国立歴史民俗博物館(佐倉市)、石川県立美術館・石川県立歴史博物館・金沢市立中村記念美術館(金沢市)、京都国立博物館・高津古文化会館・洛東遺宝館(京都市)、大和文華館(奈良市)、大阪市立美術館・大阪市立博物館・南蛮文化館・藤田美術館(大阪市)、神戸市立博物館、島根県立美術館・田部美術館(松江市)、福岡市立美術館、長崎県立美術博物館・長崎市立博物館・長崎近世遺跡資料館・諏訪神社・出島資料館(長崎市)、佐賀県立九州陶磁文化館・有田町歴史民俗資料館(有田町)、尚古集成館(鹿児島市)、その他各個人所蔵者 3.このような調査・資料整理の結果、個々の作者における基準作や、技術が伝承される過程などが一部明らかになった。また、データは広く公開し、一般の研究の進展に有益なものとなるよう電算化をはかった。
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