研究課題/領域番号 |
11410041
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学(含社会福祉関係)
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
松村 和則 筑波大学, 体育科学系, 助教授 (70149904)
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研究分担者 |
小谷 寛二 呉大学, 社会情報学部, 教授 (00281527)
小椋 博 香川大学, 教育学部, 教授 (10087158)
松岡 昌則 秋田大学, 教育文化学部, 教授 (70111242)
黄 順姫 筑波大学, 社会科学系, 助教授 (50199147)
佐藤 利明 岩手県立大学, 総合政策学部, 助教授 (10215816)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
10,700千円 (直接経費: 10,700千円)
2001年度: 2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
2000年度: 3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
1999年度: 4,600千円 (直接経費: 4,600千円)
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キーワード | メディア・イベント / 環境五輪 / 象徴闘争 / 定住条件 / 環境保全 / 五輪遺産 / 白馬村 / スキークラブ / 長野五輪 / 地域開発 / オリンピックの遺産 / ローカル・メディア / 長野冬季五輪 / リレハンメル冬季五輪 / 長野市 |
研究概要 |
「スーパーメディア」としてのオリンピックは、人々の日常を神話的儀礼に従属させ、大規模な演出に巻き込んでいくが、人々の日々の実践から追い上げていく視角が重要である(吉見俊哉1996)。我々の研究は、この文化的アプローチに対して生活論的視角からメディアイベントを契機とした地域住民の諸実践を事例的に解明することにある。その結果、シンボリックな実践と生活実践の乖離がみてとれ、スポーツイベントの「遺産」と定住条件の関連をもっと深めるという研究課題が明らかとなった。 (1)松村和則「象徴闘争としての『環境五輪』-長野冬季五輸・生活・定住条件-」(2)佐藤利明「『オリンピック道路』整備と地域社会の変容-中条村・小川村・美麻村の事例-」(3)小椋博「白馬村スキー場における環境保全と定住条件-定住条件としてのスキー場の可能性-」(4)小谷寛二「自馬村における定住条件としての自然への拘りとフォーシーズン・ツーリズムへの挑戦」(5)東方美奈子「内発的発展をになうスキークラブ-冬季五輪会場=長野温泉村の事例より-」(6)前田和司「地方文化としての冬季スポーツとオリンピック」(7)橋本政晴「南信住民による長野五輪への対応-松川町のミニコミ誌『はこべ』を事例として-」(8)矢崎弥「長野五輪の遺産-『一校一国運動』がもたらしたもの-」(9)甲斐健人「長野五輪とジュニア選手強化策-長野県スキー強豪高校の対応を中心に-」(10)マックロイ・コーラ「カナダにおける国際的スポーツイベントの招致-遺産としての施設計画-」(11)黄順姫「長野五輪成功の『白馬モデル』とスキー部OB」
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