研究課題/領域番号 |
11410073
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 大谷女子大学 (2002) 大阪教育大学 (1999-2001) |
研究代表者 |
塩見 昇 大谷女子大学, 文学部・コミュニティ関係学科, 教授 (20030439)
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研究分担者 |
森田 英嗣 大阪教育大学, 教育学部, 助教授 (50200415)
船寄 俊雄 (船奇 俊雄) 神戸大学, 発達科学部, 教授 (40181432)
土屋 基規 神戸大学, 発達科学部, 教授 (10093519)
木幡 洋子 青森県立保健大学, 健康科学部, 助教授 (50315561)
小林 卓 大阪教育大学, 教育学部, 講師 (70260643)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
9,300千円 (直接経費: 9,300千円)
2002年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2001年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
2000年度: 2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
1999年度: 3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
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キーワード | 学校図書館 / 学校図書館法 / 図書館教育 / 情報社会 / 学習社会 / メディア・リテラシー / 司書教諭 / 学校司書 / 教育課程 / 生涯学習 / 教育を受ける権利 / 情報教育 / 情報リテラシー / 司書教論 / メディアリテラシー |
研究概要 |
4年間の継続研究の結果、以下のような成果を得ることができた。 1 教育の大きな変革期における学校図書館のあり方について、学校図書館学及び教育科学の諸領域からの協同による総合研究として、共通認識を深め、相互の理解を広げることができた。 2 当面する現代の学校改革の状況に即して、新教育課程・総合的な学習の展開に関連して学校図書館が果たしうる役割、図書館の機能が学校教育の充実にどう関与できるか、情報化の進展に対応した学校図書館のあり方、情報教育との関係等について考える手がかりとすべく、沖縄・札幌・市川をはじめ外国(オーストリア、アメリカケンタッキー州)を含めた先進的な各地の学校図書館行政と実践を調査し分析することで、これからを考える貴重な示唆を得ることができた。 3 子どもの主体的な学びを人権にかかわる公的保障という視点でとらえる研究のスタンスを一貫させている。 4 沖縄、市川の調査においては、学校図書館の整備充実、図書館教育の進展にとっての基礎を培った先達からの聞き取りを行い、貴重な事実を記録化し共有財産とすることができた。 5 教育社会に向けて、学校図書館の意義と重要性、関心を提起する成果をまとめることができた。本研究を契機として、学校図書館に関する関心と研究が教育科学の世界を含めてこれまでにない広範な視野でとらえられるようになるのではないかと期待し、そのことでの寄与は少なくないだろうと考えている。
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