研究課題/領域番号 |
11410079
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 武蔵野女子大学 |
研究代表者 |
潮木 守一 武蔵野女子大学, 現代社会学部, 教授 (80022391)
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研究分担者 |
浜野 隆 武蔵野女子大学, 現代社会学部, 講師 (00262288)
岩田 弘三 武蔵野女子大学, 現代社会学部, 助教授 (70176551)
中嶋 充洋 武蔵野女子大学, 現代社会学部, 教授 (50180295)
北條 英勝 武蔵野女子大学, 人間関係学部, 講師 (20308042)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
4,700千円 (直接経費: 4,700千円)
2000年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1999年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
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キーワード | ボランティア活動 / 大学生 / 学生生活 / ボランティア / NPO / 生活時間 / 障害者支援 / 大学教育 / 大学生活 / 大学と地域社会 |
研究概要 |
本研究においては大学生のボランティア活動への参加の可能性を検討した。欧米諸国ではボランティア活動の主体は大学生にあり、さまざまなボランティア活動は大学生の参加によって支えられている。また当の大学生にとっても、ボランティア活動への参加は、新たな社会体験を獲得する絶好の機会として歓迎されており、自分の視野を広げるまたとない機会として、青少年自身から高く評価されている。他方、一般社会においても、こうしたボランティア活動経験者を高く評価し、就職に際にその経験が高く評価される。これに対して、日本では青少年のボランティア活動での関心は次第に高まってきてはいるものの、「全員強制させなければ、参加する者がでてこない」、「成績評価とか、入学選抜の際に配慮するといった、何かのメリットが伴わなければ、参加者ででてこない」といった議論にはしなくも現れているように、自発性と無償性に根ざしたボランティア活動への参加は、必ずしもじゅうぶん定着しているわけではない。 本研究においては、まず、ボランティア活動に対する学生たちの意識・意欲等を調査した。また、学生の生活時間を調査することにより、ボランティア活動に割くことのできる時間的余裕がどの程度あるのかを調べた。また、スキル支援ボランティアの組織化という観点からは、米国におけるNPOの事例を紹介している。また、大学でのボランティア組織化の事例としては、聴覚障害学生のための「ボランティア・ノートテイカー」、地域の高齢者のための「シルバーパソコン体験教室」、海外ボランティアとしては「フィリピンにおける植林活動」などをとりあげた。
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