研究課題/領域番号 |
11410098
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
東洋史
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
早瀬 晋三 大阪市立大学, 大学院・文学研究科, 助教授 (20183915)
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研究分担者 |
加藤 剛 京都大学, 大学院・アジア・アフリカ地域研究研究科, 教授 (60127066)
吉川 利治 大阪外国語大学, 外国語学部, 教授 (60030144)
桃木 至朗 大阪大学, 大学院・文学研究科, 教授 (40182183)
弘末 雅士 立教大学, 文学部, 教授 (40208872)
深見 純生 桃山学院大学, 文学部, 教授 (40144555)
渡辺 佳成 岡山大学, 文学部, 助教授 (80210962)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
11,000千円 (直接経費: 11,000千円)
2001年度: 4,200千円 (直接経費: 4,200千円)
2000年度: 2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
1999年度: 4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
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キーワード | 東南アジア / 卒業論文 / 修士論文 / 教育工具 / 研究工具 / 東南アジア史 |
研究概要 |
本研究では、つぎの3つの柱を中心に活動を進めた:1.日本における東南アジア史教育の現状と課題の把握、2.他分野・他地域との関連、3.外国史と自国史。それぞれ1年間の活動を目処におこない、3年目は平行して研究成果のとりまとめをおこなった。 第1年度の「日本における東南アジア史教育の現状と課題の把握」では、長年東南アジア史研究・教育に従事してきた先達に、その経験から現状と課題を指摘してもらうと同時に、学生時代に戻って卒論・修論を書くなら、どのようなテーマを選び、どのような準備をするかなど、現在の学生の身になった具体的な論文構想を語ってもらった。また、近年各大学で取り上げられた東南アジア関係の卒論・修論のテーマを収集し、その傾向と問題点を探った。第2年度は、周辺領域分野・地域との関連で東南アジア史研究を考えた。東南アジア史研究に有効な関連分野の理論・手法を学ぶとともに、関連分野に東南アジア史研究で培った理論・手法がどのように活かせるかを考察した。関連分野の研究者との意見交換により、東南アジア史研究の幅を広げ、奥行きを深めることを目標とした。第3年度は、「自国史」と「外国史」の問題を考察した。具体的には、東南アジア各国の高校・大学で「自国史」として使用されている教科書やカリキュラムを検討した。また、各国を代表する歴史学研究者と意見交換した。 以上、3年間の成果をふまえて、テキストづくりの作業が進んでいる。すでに、叩き台となるべき「フィリピン」の草稿ができている。また、この研究活動を通じて、テキストのほか、史料の目録・索引、史料の復刻、翻訳、モノグラフの刊行も必要であると感じた。その準備も着々と進められている。まずは、この研究の原成果ともいうべき、報告・報告要旨28篇をまとめて発行する。
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