研究課題/領域番号 |
11410099
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
東洋史
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研究機関 | 東北学院大学 |
研究代表者 |
細谷 良夫 東北学院大学, 文学部, 教授 (50042164)
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研究分担者 |
岡 洋樹 東北大学, 東北アジア研究センター, 助教授 (00223991)
榎森 進 東北学院大学, 文学部, 教授 (10145972)
香坂 昌紀 東北学院大学, 文学部, 教授 (90048778)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
8,600千円 (直接経費: 8,600千円)
2001年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
2000年度: 3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
1999年度: 3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
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キーワード | 満洲語档案 / 八旗档案 / 第一歴史档案館 / モンゴル国立中央アルヒーブ / 戸部銀庫大進黄冊 / 雍正会典 / 中国国家図書館 / アイヌ / 満州語档案 / サハリン / 沿海州 / アムール流域 / 間宮林蔵 / 遼寧省档案館 / 北海道大学付属図書館 / モンゴル国立歴史中央アルヒーヴ / 黒図档 / 四柱冊 / 元禄8年下風呂村道丁絵図 / 勝山館跡 |
研究概要 |
細谷は満洲語で書写された八旗档案について、中国では第一歴史档案館、台湾では中央研究院歴史語言研究所、日本では東洋文庫所蔵史料の調査とデータベース化、三者の所蔵史料の比較研究を実施した。また、東北学院大学に客員教授として1年間赴任した哈爾濱市社会科学院地方志研究所所長王禹浪研究員と共に、1986〜2001年の間に実施した中国東北部所在の清朝遺跡の調査スライドを整理し、ホットCDを作成しデータベースを作成した。香坂は第一档案館所蔵の漢語史料による清朝経済史史料をめぐって、第一歴史档案館所蔵「雍正三年戸部銀庫大進黄冊」「雍正三年戸部銀庫大出黄冊」を中心として、記述内容の整理を行いデータベース化作業を実施した。榎森は日本語と漢語史料による東北・北海道・サハリン・沿海州・アムール流域の交流史料をめぐって、福岡県立図書館で「鹿皮輸入関係資料」を、中国中央民族大学、社会科学院民族研究所で「中国東北少数民族」資料を収集し、北海道開拓記念館で近年出土のアイヌ関係遺物の調査を実施した。岡はモンゴル語史料を中心に清朝建国時期におけるモンゴル・満洲社会の関係を旧満洲档などで検討し、第一歴史档案館所蔵の中国モンゴル関係档案の整理及びモンゴル国立中央アルヒーブ所蔵の清代档案とくに比丁冊などの所蔵状況を整理した。 以上の個別課題にあわせて、雍正会典満文本と漢文本の目録照合作業、第一档案館・中国国家図書館で収集したマイクロフィルムをCDロム化する作業、これまで収集した各種档案館所蔵の档案目録の整理とデータベース化、中国東北部の史跡調査フィルムの整理を継続中である。
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