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ハイパーテキストによる文法記述の研究

研究課題

研究課題/領域番号 11410112
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 国語学
研究機関青山学院大学

研究代表者

近藤 泰弘  青山学院大学, 文学部, 教授 (20126064)

研究期間 (年度) 1999 – 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
6,600千円 (直接経費: 6,600千円)
2002年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2001年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2000年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1999年度: 4,500千円 (直接経費: 4,500千円)
キーワードハイパーテキスト / KWIC / 日本語 / 文法 / UNIX / テキストデータベース / Linux
研究概要

本年度は最終年度にあたり,これまで収集したテキストデータベースを用いて,XMLを用いた文法記述書の一部を作成した。また,そのためのXML記述の妥当性についてさまざまな検証を行った。XML化した文法書記述にあたっては,なるべくDTDは簡易な形として,固定化したものとはならないように留意した。ただし,TeXなどに印刷することを考え,論理的構造の部分については,確実な記述が行えることを目指した。
またXML化した文法データコーパスを処理するためのソフトウェアの開発およびデータ構造の確定についても従来のさまざまな研究を参考にしつつ,最適なものを策定した。報告書には,従来のコーパスに用いられたさまざまなマークアップの技法についての解説および現時点で考えられる最適なマークアップの方法についての議論を掲載した。
コーパスのもととなるさまざまな資料については,KWIC索引およびn-gram処理による文字列解析という新手法により,従来とは異なった観点から解析することが可能となった。これにより,付属語が自立語になるいわゆる文法化現象について,新しい観点からの立論が可能になり,文法研究にも有益であることが実証された。この成果については,別途著作を予定している。
以上のように,XMLによるハイパーテキスト文法書の実用化の基礎研究としての本研究は所期の目的を達成することができた。

報告書

(5件)
  • 2002 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2001 実績報告書
  • 2000 実績報告書
  • 1999 実績報告書
  • 研究成果

    (16件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (16件)

  • [文献書誌] 近藤 泰弘: "文化資源としてのデジタルテキスト"国語と国文学. 77-11. 127-139 (2000)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2002 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 近藤 泰弘: "名詞節と項構造"日本語文法. 11-1. 41-52 (2001)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2002 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 近藤 泰弘: "Linuxによる言語処理"日本語学. 20-12. 92-99 (2001)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2002 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 近藤 泰弘: "古典語のコーパス"日本語学. 22-4. 62-81 (2003)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2002 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] テニハ秘伝研究会 編: "テニハ秘伝の研究"勉誠出版. 383 (2003)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2002 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] KONDO, Yasuhiro: "Digital text as a cultural resource"Kokugo to Kokubungaku. 77-11. 127-139 (2000)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2002 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] KONDO, Yasuhiro: "Noun clause and the argument structure"Nihongo Bunpo. 11-1. 41-52 (2001)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2002 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] KONDO, Yasuhiro: "Natural language processing with Linux"Nihongogaku. 20-12. 92-99 (2001)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2002 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] KONDO, Yasuhiro: "Coupus of Old Japanese text"Nihongogaku. 22-4. 62-81 (2003)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2002 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Teniha Hiden Kenkyukai: "A Study of the secret manual of TENIHA"Bunseishuppan. (2003)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2002 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 近藤 泰弘: "古典語のコーパス"日本語学. 22-5. 1-21 (2003)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] テニハ秘伝研究会編: "テニハ秘伝の研究"勉誠出版. 383 (2003)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] 近藤 泰弘: "名詞節と項構造"日本語文法. 1-11. 41-52 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 近藤 泰弘: "Linuxによる言語処理-高速文字列検索を例として-"日本語学. 20-13. 92-99 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 近藤泰弘: "≪文化資源≫としてのテジタルテキスト-国語学と国文学の共通の課題として-"国語と国文学. 77・11. 127-139 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 近藤 泰弘: "日本語記述文法の理論"ひつじ書房. 678 (2000)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書

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公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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