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明治・大正・昭和の外来語史研究

研究課題

研究課題/領域番号 11410113
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 国語学
研究機関国際基督教大学

研究代表者

飛田 良文  国際基督教大学, 比較文化研究科, 教授 (40000418)

研究分担者 鈴木 庸子  国際基督教大学, 教養学部, 講師 (00216459)
ベデル ジョージ (ジョージ ベデル / BEDELL George)  国際基督教大学, 教養学部, 教授 (30235808)
研究期間 (年度) 1999 – 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
12,200千円 (直接経費: 12,200千円)
2002年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2001年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2000年度: 4,800千円 (直接経費: 4,800千円)
1999年度: 5,300千円 (直接経費: 5,300千円)
キーワード外来語 / 日本語の近代化 / リヤカー / ヒステリック / タバコ / デリケート / 借用語 / データベース / 語史 / 外来語史 / 外来語の表記 / 外来語の意味 / 外来語の語形変化 / 和製外来語 / 日本語の西洋化 / 外来語データベース / 日本文化の西洋化
研究概要

1.明治・大正・昭和の約100年にわたる日本語の近代化する現象を、外来語を対照として考察した。
そのため、作品数1000の外来語を採取し、約14万用例をデータベースに入力した。
この用例集をもとに、時代的変化を計量的に分析し、また、語形や煮味の変化した外来語の語史を解明した。
2.第一に、研究方法を検討し、外来語とは何か、定義が時代によって変っていることを明らかにした。
「外来語研究の方法」である。外来語を借用語と日本人の造語した外来語とに分類し、比較した。この点が本研究の独創的な点である。
3.第二に、用例の確認作業の完了した40作品約1万用例について計量的分析を行った。
「明治大正昭和期における40作品の外来語」である。原語別にみると、明治期から英語からの借用語が圧倒的で、ポルトガル語とオランダ語がこれにつづく。ドイツ語・フランス語がその存在を示すのは大正期からである。また、和製洋語が出現するのは、原語により異なるが、外来語と日本語の混種語の誕生後であることを発見した。固有名詞の外来語は地名、人名が圧倒的であるが、漢字表記の地名、人名は、漢訳洋書からの借用が多いことを発見した。
4.語史については、和製外来語リヤカーの誕生、語形の統一されるヒステリックとヒステリカルの語史、漢字表記からカタカナ表記へと移り変わるタバコの歴史、イメージの変化するデリケートの語史、学術用語として問題のある考古学の石器用語について考察した。
5.索引には、作品別五十音順用例集と、語別年代順用例集を作成した。これは日本最初の外来語用例集である。

報告書

(5件)
  • 2002 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2001 実績報告書
  • 2000 実績報告書
  • 1999 実績報告書

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公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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