研究課題/領域番号 |
11410130
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学・音声学
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研究機関 | 広島女子大学 |
研究代表者 |
今石 元久 県立広島女子大学, 国際文化学部, 教授 (80093574)
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研究分担者 |
三輪 譲二 岩手大学, 工学部, 助教授 (60125664)
江川 清 広島国際大学, 教授 (30000425)
桐谷 滋 神戸海星女学院女子大学, 文学部, 教授 (90010032)
船津 誠也 県立広島女子大学, 生活科学部, 助手 (30275383)
世木 秀明 千葉工業大学, 工学部, 助教授 (60226636)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
10,600千円 (直接経費: 10,600千円)
2001年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2000年度: 4,900千円 (直接経費: 4,900千円)
1999年度: 4,500千円 (直接経費: 4,500千円)
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キーワード | マルチメディア / インターネット / ミュージアム / 音声 / 日本語教育 / 失語症 / 方言 / コンテンツ / マチルメディア |
研究概要 |
インターネットと電子メールを利用した精密な分析システム、三輪「公衆型音声分析システム」を開発し、かつ国内外からの利用を促してきた。海外では、アメリカ、イギリス、オーストラリア、韓国などに研究代表者や分担者が実際に出向いて普及につとめた。並行して、「音声録聞見」は桐谷水島等が各社にパソコン機種の改良に合わせて、Windows(日本語版)上でまったく問題なく走るように改良を重ね、最終的には改訂8版に至った。ユーザー側は、デイテル(株)のホームページにアクセスして、これを利用することができる。また、CD化やCD-ROM化により、各地の方言が簡単に分析できるし、さらには、その結果を永久に保存することなど、夢ではない。その他、障害者が音声ミュージアムを自由に利用できる、基礎的な研究も展開させた。 今石自らが約20年来収集してきた、全国の方言音声(貴重な)データをDATテープへ移す作業が完了した。また、とにかく聞ける広島吉和言業CD-ROM版を試作した。CD原爆の声も試作した。分析が可能な日本の声として、「CD-ROM版方言談話」を試作した。 完全なコンテンツ作りのための増補調査ならびに情報処理技術と調査での諸間題等に関する実地討議等により多くの知見を得た。研究組織のメンパーが国際会議にも積極的に参加し、発表を活発に行ってきた。特に、研究代表者今石は韓国音声科学会で講演(ソウル市の中央大学)をした。 今後は、各機関で独自の音声ミュージアムを作ることができるであろう。さらには、e-ラーニングの世紀・地球規模において、日本の声がCD-ROM、インターネット上等でたやすく提供され、日本語の教育的効果がいっそう補強されることになるであろう。
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