研究課題/領域番号 |
11420007
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
国際法学
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研究機関 | 東洋大学 |
研究代表者 |
長濱 元 (2001) 東洋大学, 国際地域学部, 教授 (90252056)
富田 徹男 (1999-2000) 東洋大学, 国際地域学部, 教授 (90312040)
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研究分担者 |
坂本 浩一 (坂元 浩一) 東洋大学, 国際地域学部, 教授 (80267856)
高橋 一男 東洋大学, 国際地域学部, 教授 (70206796)
長濱 元 東洋大学, 国際地域学部, 教授 (90252056)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
4,600千円 (直接経費: 4,600千円)
2001年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
2000年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
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キーワード | 特許出願リスト / 知的所有権制度 / 人材養成 / 伝統産業 / 技術改良 / 発展途上国 / 外貨収入 / 経済発展 / 知的所有権 / 特許出願 / 研究・開発 / 独占集中度 / マスメディア |
研究概要 |
本研究の目的は東アジアおよびアセアン諸国における科学技術政策・産業政策等の展開において大きな影響力を持つ知的所有権制度とその運用の実態や問題点について、それらを構造的に把握していくための基礎研究を実施するとともに、これら地域の伝統的産業の近代化の過程を知的所有権の観点から把握できないかということであった。すなわち、日本の初期工業化時代の知的所有推(特許権)の発展パターンとこれら地域のそれとを比較することによって、土着産業技術の近代化への流れを把握しようとしたのである。 幸いにこの目論見は、東南アジ諸国と韓国の近年の特許データの入手が可能であることが1年目の調査で分かり、データ分析の緒につくことができた。今後は時系列データの収集と内容分析をより詳細に行うことが課題となっている。 また、これら地域の諸国における知的所有権制度の整備と産業との結合の問題がある。近年、これら地域のローテク分野を中心とする工業生産基地化は技術導入を増大させるとともに、技術やデザインの摸倣(イミテーション)の問題も大きな課題となってきており、これらの問題の調査も実施した。これらの問題がこの地域でどのような展開を見せていくのか、地場産業との関連で分析していくこととしている。
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