| 研究課題/領域番号 |
11450026
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| 研究種目 |
基盤研究(B)
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| 配分区分 | 補助金 |
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| 応募区分 | 一般 |
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| 研究分野 |
応用光学・量子光工学
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| 研究機関 | 電気通信大学 |
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研究代表者 |
富田 康生 電気通信大学, 電気通信学部, 教授 (50242342)
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| 研究期間 (年度) |
1999 – 2001
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| 研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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| 配分額 *注記 |
15,300千円 (直接経費: 15,300千円)
2001年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
2000年度: 4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
1999年度: 9,700千円 (直接経費: 9,700千円)
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| キーワード | フォトリフラクティブ効果 / オログラフィック光メモリ / 2光子遷移 / ニオブ酸リチュウム / 2光子記録 / 〓ポーラロン / ホログラフィック光メモリ / ニオブ酸リチウム / 小さなポーラロン |
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| 研究概要 |
フォトリフラクティブ(PR)結晶中で生じる連続光による2光子遷移過程を介して形成されるPR格子の動特性と該過程を用いた不揮発性ホログラム記録/再生について究明することを目的としている。以下に研究成果を列記する。
1.ニオブ酸リチュウム(LN)結晶へのEr添加と結晶還元処理により2光子記録感度Sを過去に報告されているノンドープ結晶に比べて二桁程度向上できることを示した。
2.コングルーエント組成のLN結晶にInを添加することで性能指数のSとM/#を準ストイキオメトリック組成のものと同程度までに増大でき、還元処理によりSをさらに一桁程度増大できることを示した。
3.Mgを添加した準ストイキオメトリック組成LN結晶の紫外光照射による可視から近赤外域に渡る広帯域の光誘起過渡吸収変化を観測し、この原因について過渡吸収変化の暗減衰の動特性の測定と2光波混合の測定により究明した。その結果、光誘起過渡吸収変化の原因が深い準位から励起された正孔がO^<2->イオンにトラップされて形成されるO^-中間準位の生成であることを明らかにした。さらに、この現象を利用した紫外光をゲート光に用いた2色ホログラフィック記録を実証した。
4.In, Fe添加コングルーエント組成LN結晶を用いた近赤外光による高感度の不揮発性読み出しが可能な1光子記録を実証した。この不揮発特性は結晶中に存在するバイポーラロン準位とFeイオン準位間での光励起電子の移動に起因するものと考え、近赤外光励起による線形吸収スペクトル変化の観測によりその可能性が大きいことを確認した。
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