研究課題/領域番号 |
11450325
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
工業物理化学
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研究機関 | 埼玉大学 |
研究代表者 |
時田 澄男 埼玉大学, 工学部, 教授 (20008866)
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研究分担者 |
中原 弘雄 埼玉大学, 理学部, 教授 (10008849)
岩本 一星 埼玉大学, 工学部, 教授 (90008871)
勝部 昭明 埼玉大学, 工学部, 教授 (70008879)
太刀川 達也 埼玉大学, 工学部, 助手 (20251142)
野口 文雄 埼玉大学, 工学部, 助教授 (40008842)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
13,900千円 (直接経費: 13,900千円)
2002年度: 2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
2001年度: 3,800千円 (直接経費: 3,800千円)
2000年度: 3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
1999年度: 4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
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キーワード | 分子軌道法 / Pariser-Parr-Pople / INDO / S / 縮合多環芳香族 / シアニン色素 / 電子吸収スペクトル / アントラキノン色素 / 機能性色素 / PPP分子軌道法 / New-γ / インドアニリン / フェノキサジン / カタ縮合多環芳香族 / Parametrization / ZINDO分子軌道法 / 電子スペクトル / Absolute hardness / 置換基効果 / Cyanine / Anthraquinone / new-γ / spectroactive portion / region κ / cyanine / 非交互炭化水素 / diaryl polyene / fluoranthene / acenaphthylene / region k |
研究概要 |
有機機能性色素の電子吸収スペクトルを計算化学的に予測する方法の精度を向上させるため、New-γと呼ばれる新しい二中心反発積分の見積り方をとり入れた半経験分子軌道法(MO)計算について研究した。まず、new-γをとり入れた新しいPariser-Parr-Pople(PPP)MO法プログラムを開発した。つづいて、INDO/S(吸収スペクトルのintermediate neglect of differential overlap)-MO法についてもnew-γをとり入れた計算プログラムを作成した。これらの新しいプログラムを縮合多環芳香族化合物、シアニン類、アントラキノン類、ジアリールメタン類、フルオラン類、フェノキサジン類、フェナジン類などに適用した。それぞれの化合物に対して、新しいパラメーターの決定方法を詳細に検討した。その結果、new-γを用いて計算した電子吸収スペクトルの吸収極大の計算値は実測の値と良く合致し、その程度はこれまでのパラメーター(西本・叉賀-γ)を用いたときよりも良好であることを統計的手法により確かめることができた。
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