研究課題/領域番号 |
11470030
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医化学一般
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
五十嵐 和彦 広島大学, 医学部, 教授 (00250738)
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研究期間 (年度) |
2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
14,800千円 (直接経費: 14,800千円)
2000年度: 5,700千円 (直接経費: 5,700千円)
1999年度: 9,100千円 (直接経費: 9,100千円)
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キーワード | 転写因子 / 核構造 / BTBドメイン / LCR / 細胞分化 / 細胞死 / クロマチン / インスレーター / 転写 / Maf |
研究概要 |
BachとMAZRは、BTB/POZドメインを持つLCR(Locus Control Region)結合因子群である。そこでBTB/POZドメインにより形成される核内構造体の構成因子を明らかにすることにより、このドメインを有する一群の転写因子の作用機構を明らかにすることをめざした。 1.レトロウィルスを用いた過剰発現系により、Bach2はproapoptotic geneとして機能することを明らかにした。この活性にはBTBドメインが必須であった。したがって、BTBドメインにより形成される核内構造が細胞死の制御にも関わることが考えられた。 2.Bach1のBTBドメインを含む断片をベイトとしてtwo hybrid screeningを行い、その結合因子の同定を試みた。現在までにBach1自身に加え、細胞骨格関連因子がいくつか単離された。 一方、我々はノックアウトマウスの作成も平行して進めており、今後さらにこの研究を遂行することにより、転写制御、核内構造、そして細胞死の制御を結びつけて理解することが可能になると期待される。
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