研究課題/領域番号 |
11470058
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
実験病理学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
林 一彦 岡山大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助教授 (30180962)
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研究分担者 |
大原 信哉 岡山大学, 医学部・附属病院, 助手 (90325100)
岡 剛史 岡山大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助手 (50160651)
近藤 英作 岡山大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助手 (30252951)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
9,400千円 (直接経費: 9,400千円)
2001年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
2000年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1999年度: 5,600千円 (直接経費: 5,600千円)
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キーワード | EBV / リンパ腫 / ウサギ / 血球貪食症候群 / サル / HVP / 動物モデル / lymphocryptovirus / 血球貧食症候群 / EVウイルス / 悪性リンパ腫 / ヘルペスウイルス / EBウイルス |
研究概要 |
1.in vitroのEBV関連ウイルスによる家兎リンパ球形質転換とその性状 家兎の脾臓や末梢血リンパ球にサルEBVをミリセルを用いてin vitroで感染させて形質転換した2株のcharacterizationの結果、これらはB cell系の形質を有し、EBVの潜伏感染遺伝子のEBNA1とEBNA2の両方が陽性のtype IIIのEBV潜伏感染型を示した。 2.EBV関連ウイルスDNAのシークエンス分析 重要なヒトEBVの遺伝子EBNA1と相同領域DNAを、三種類のカニクイザル由来EBV(Cyno-EBV, Si-IIA-EBV, HVMF1)を用いてPCRで増幅し、sequencingを行い、ヒトEBVとの相同性をDNAとアミノ酸配列で比較した(Intervirology2000,43:102-106)。 3.長期生存感染家兎におけるEBV関連病変の検討 現在使用しているウイルスの感染では、ウサギはほとんど長期生存できないので、別のEBV関連ウイルス(HVP)による潜伏感染ウサギモデルの作製を試みた結果、予期せずに、致死的なEBV関連血球貪食症候群の良い動物モデルになるところのHVPによるウサギの血球貪食症を伴う高率な致死的リンパ球増殖異常のモデルを確立して、Am J Pathol(158(4):1533-1542,2001)に報告した。長期生存感染家兎1匹の末血によるSCID日和見腫瘍はできなかった。しかし、SCIDマウスにHVP感染増殖リンパ球増殖病変を移植し、SCIDマウス移植腫瘍を作製できた。 4.ヒトへのサル由来EBV関連ウイルスの感染性の検討 多数のヒト症例(悪性リンパ腫等)のDNAを用いて,サル由来EBV関連ウイルス(Cyno-EBVやHVP)のDNAの存在の有無を検討したが、人体材料におけるサル由来EBV関連ウイルスのDNAの存在は証明できなかった。
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