研究課題/領域番号 |
11470182
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
皮膚科学
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研究機関 | 和歌山県立医科大学 |
研究代表者 |
古川 福実 和歌山県立医科大学, 医学部, 教授 (40156964)
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研究分担者 |
山本 有紀 和歌山県立医科大学, 医学部, 助手 (90316117)
大谷 稔男 和歌山県立医科大学, 医学部, 助手 (10326366)
上出 康二 和歌山県立医科大学, 医学部, 講師 (50176608)
廣井 彰久 和歌山県立医科大学, 医学部, 助手 (40316120)
櫻根 幹久 和歌山県立医科大学, 医学部, 助手 (10305758)
金原 彰子 和歌山県立医科大学, 医学部, 助手 (00316118)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
10,800千円 (直接経費: 10,800千円)
2001年度: 3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2000年度: 3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
1999年度: 3,800千円 (直接経費: 3,800千円)
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キーワード | 抗SS-A / Ro抗体 / 中波長紫外線 / 自己免疫性疾患 / 皮膚 / 紫外線 / 自己抗体 / ループスエリテマトーデス / 表皮細胞 / 細胞障害 / 培養細胞 |
研究概要 |
1.抗SS-A/Ro抗体と反応部位をConfocal顕微鏡に検討し、細胞表面であることを確認した。しかし、一部細胞では、抗体が細胞質内にも局在していた。免疫電顕によっても、同様な事実が観察された。 2.紫外線が照射された患者由来の培養表皮細胞に患者血清と患者あるいは正常人由来の単核球とを反応後,表皮細胞障害が生させ、これが自己抗体に依存した表皮細胞障害であることを確認した。SS-A/Ro抗原につては、60kDに対する抗体が主抗原であることを認めた。 3.培養表皮細胞に中波長紫外線を照射した後に,培養細胞培地に遊離されたnucleosomeや自己抗原の免疫原性に関しで検討を行った。培養細胞培地に遊離されたnucleosomeに関して、その精製を行い、われわれがSLEの皮疹発症のモデルとして提唱しているMRL/nマウスに免疫することを試みた。低力価の抗体が血清中に確認されたが、分離精製は未だ十分には成功していない。今後、モノクローナル抗体の作成を試みるのが、効率的と評価した。 4.SCIDマウスへの高抗核抗体価(特に抗SS-A/Ro抗体価)患者末梢血球移入実験は、未試行であるが、上記MRL/nマウスに予備的に行った。その結果、軽度の紅斑と脱毛の発症を誘導できたが、病理学的検討では、免疫グロブリンの沈着などはみられなかった。方法の改善が必要と判断された。 5.中波長紫外線を照射した患者由来の培養表皮細胞に,患者由来のaffintypurified抗SS-A/Ro抗体を反応させて,その後にどのような細胞内シグナル伝達が関与しているかを検討したが、現在のところ特異的な結果は得られていない。
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