研究課題/領域番号 |
11470428
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
鈴木 邦明 北海道大学, 大学院・歯学研究科, 教授 (40133748)
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研究分担者 |
出山 義昭 北海道大学, 大学院・歯学研究科, 助手 (80271667)
吉村 善隆 (吉村 喜隆) 北海道大学, 大学院・歯学研究科, 助手 (30230816)
平沖 敏文 北海道大学, 大学院・工業研究科, 助教授 (10125346)
飯田 彰 北海道大学, 大学院・歯学研究科, 助手 (90292036)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
10,600千円 (直接経費: 10,600千円)
2001年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
2000年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1999年度: 6,000千円 (直接経費: 6,000千円)
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キーワード | Na, K-ATPase / イソフルレン / NMRスペクトル / アルカリ性ホスファターゼ / ドロペリドール / リチウム塩 / ベンゾジアゼピン系薬物 / 吸入麻酔薬 / Na,K-ATPase / ベンゾジアゼピン / フルマゼニル / 全身麻酔薬 / 揮発性麻酔薬 / sodium dodecyl sulfate / ゲルろ過クロマトグラフィー / アイソザイム / サブユニット間の相互作用 / 表面構造 / イソフルラン / NMR |
研究概要 |
1)全身麻酔薬イソフルレンのNa, K-ATPaseに対する作用を調べて、イソフルレンはリン酸化反応中間体のカリウムに対する反応性を低下させることによって、Na, K-ATPase活性を抑制することを示した。 2)フッ素のNMRスペクトル測定により水への溶解性の低いイソフルレンの水溶液中での濃瘻を決定する系を確立した。 3)イソフルレンのフッ素のNMRスペクトルを指標として、イソフルレンはNa, K-ATPaseと速い化学交換を行っていること、Na, K-ATPaseとその特異的な阻害剤であるウアバインの結合に対してイソフルレンは関与しないことを明らかにした。 4)吸入麻酔薬の作用部位が、細胞形質膜の脂質であるのかあるいはタンパク質であるのかを調べることを目的にして、酵素活性に脂質を必要としないアルカリ性ホスファターゼに対する吸入麻酔薬の作用を調べた。その結杲吸入麻酔薬はタンパク質に直接作用し、タンパク質の構造のわずかの変化も麻酔薬の作用に影響することを明らかにした。 5)神経遮断性麻酔に用いられるドロペリドールのNa, K-ATPaseに対する作用を調べ、ドロペリドールはNa, K-ATPaseのナトリウムに対する親和性を低下させることによって、Na, K-ATPase活性を抑制することを明らかにした。 6)抗躁薬として使われているリチウム塩のNa, K-ATPaseに対する作用を調べ、リチウムはNa, K-ATPaseに対してカリウムおよびナトリウムの両方に類似した作用を示すがカリウム様作用のほうが強いことと、リチウム塩はNa, K-ATPaseに対してカリウムに類似した作用機構でATP加水分解を促進しうることを示した。
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